解説以前、今回の事故と同じように単独で古紙収集をするパッカー車(ごみ収集車)の横乗り取材をさせていただいたことがあります。 パッカー車での単独労働では今回のような事故が度々起こります。 投入部分には緊急停止ボタンが複数設置されていますが、単独の場合どうしてもボタンに届かないこともあると言います。 また、パッカー車は後ろに立って仕事するので少しでも上り坂になっていると、自分の方向にクルマが下がってきて回転板に巻き込まれるケースも。 同様の事故が起きるたびに「サイドブレーキを引いていないのか」という声を聞くのですが、数十メートルごとにごみ収集所があると、サイドブレーキを引く回数が増えるため、サイドブレーキが他車より摩耗・故障する割合も高くなります。 これから年末に向けてごみの量も増えますが、単独労働をしている収集員の方はどうかお気を付けて。
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コメンテータープロフィール
フリーライター。大阪府生まれ。元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化差異、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆・講演などを行っている。著書に『トラックドライバーにも言わせて』(新潮新書)。メディア研究
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