見解この記事から企業に関する情報は読み取れませんが、国が安全ルールの適用条件として、よく「〇人以上の従業員を有する企業」「一定規模以上の企業」とすることがあります。 しかし皮肉なことに、こうした安全感覚が比較的低くなりがちなのは「小規模企業」です。 先日、窓ふき清掃をしていた作業員たちが互いの姿をスマホで撮り合っていました。何をしているのか聞いてみたところ、「ハーネスやヘルメットを装着しているかをしっかり残しておいている」とのこと。 いい取り組みだなと思いました。 多くの事故は気の緩みから起きます。その緩みは「慣れ」ではなく「ダレ」です。 ブルーカラーの現場では、失敗が死亡に直結し得ます。「短時間の作業だから」「単純な作業だから」とせず、企業・チームで単純作業であっても緊張感を持続できる仕組みを作ってほしいと思います。
コメンテータープロフィール
フリーライター。大阪府生まれ。元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化差異、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆・講演などを行っている。著書に『トラックドライバーにも言わせて』(新潮新書)。メディア研究
橋本愛喜の最近の記事
アクセスランキング
- 1
中山美穂さん長男 10年ぶりの再会は自宅 パリから駆け付け…葬儀には参列せず 妹・忍「2人の姿は…」
スポニチアネックス - 2
「真ん中が透けてる!?」人気アイドル〝丸見え〟グラビアショットが大反響「と、とんでもないTシャツだな」「服のアイデンティティが揺らぐ」
西スポWEB OTTO! - 3
識者とコメンテーターが一触即発バトル壮絶15ターン「事実誤認」「でも」「でもじゃない!」「話をそらさないで!」
デイリースポーツ - 4
渋谷凪咲 芸人との連名直筆メッセージで「共に歩んでいけると決心し」にコメ欄騒然
デイリースポーツ - 5
統合失調症の姉を家に閉じ込めて20年以上 治療を拒んだ高学歴両親、説得し続けた弟がカメラでありのままを記録
SlowNews/スローニュース