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橋本愛喜

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見解この記事から企業に関する情報は読み取れませんが、国が安全ルールの適用条件として、よく「〇人以上の従業員を有する企業」「一定規模以上の企業」とすることがあります。 しかし皮肉なことに、こうした安全感覚が比較的低くなりがちなのは「小規模企業」です。 先日、窓ふき清掃をしていた作業員たちが互いの姿をスマホで撮り合っていました。何をしているのか聞いてみたところ、「ハーネスやヘルメットを装着しているかをしっかり残しておいている」とのこと。 いい取り組みだなと思いました。 多くの事故は気の緩みから起きます。その緩みは「慣れ」ではなく「ダレ」です。 ブルーカラーの現場では、失敗が死亡に直結し得ます。「短時間の作業だから」「単純な作業だから」とせず、企業・チームで単純作業であっても緊張感を持続できる仕組みを作ってほしいと思います。

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コメンテータープロフィール

フリーライター。大阪府生まれ。元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。ブルーカラーの労働環境、災害対策、文化差異、ジェンダー、差別などに関する社会問題を中心に執筆・講演などを行っている。著書に『トラックドライバーにも言わせて』(新潮新書)。メディア研究

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