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濵田俊也

濵田俊也認証済み

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文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

報告

見解税から捻出された補助金、事業費を出すとなると、それによる文化的経済的リターンが見合う形かどうかを見極めるべきですし、あらゆる税が重い負担となっているのが顕になった状況でもあり、疑問が生じる意思決定があるならその政策は招聘されるエンタテインメントにとっても決していい結果になりません。 何より、政府や行政団体のエンタメへの支援や支出は、乗数効果など定量的に評価しなければ、言い換えれば、定性的で感覚的な評価を持ち込んでしまったら、強い反発が生じる可能性があります。このような反発はこれまで何度も起きています。文化振興や国際交流が目的であれば社会に摩擦が生じる要因は減らしておくべきです。 なお、他の外国アーティストと同様、K-POPアーティストも日本で重要な位置を占める文化の担い手です。日本のアーティストも含めたあらゆる国々の音楽を等しく受け入れ楽しむのが良いと思います。

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  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

    見解KPOPによる地域振興を狙っても、その効果は一過性のものに過ぎず、漫画・アニメなどの舞台となった土地…続きを読む

コメンテータープロフィール

濵田俊也

文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

番組・動画・イベント関連を中心に、エンタテインメント全般関係のマーケティングの解説を行います。 大学で教員としてマーケティングの理論研究と教育を行い、テレビ局で番組・フェスプロデューサーとして実務活動してきました。経験に基づくわかりやすい解説に努めます。 文京学院大学経営学部教授(マーケティング、消費者行動、マーケティングコミュニケーション)、京都大学博士(経済学)、プロデューサー(〜16 TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)総合P)。主な研究と活動の領域は、行動変容、エンタテインメント(番組、動画、イベント、アイドル、ゲーム、ゲーミフィケーション他)

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