ソニーグループ、上場来高値を25年ぶり更新…エンタメ事業への期待から時価総額3位に
11日の東京株式市場で、ソニーグループの株価が一時、前日終値比1・8%高の3398円まで上昇し、2000年3月1日の上場来高値3390円(株式分割を考慮)を約25年ぶりに更新した。音楽や映画、アニメやゲームなどのエンターテインメント事業のさらなる成長が期待されている。 【写真】「緑黄色社会」のライブが行われたソニーグループの入社式
ソニーグループは今年度から3年間の中期経営計画で、ヒットが見込める作品や、開発力を持つ企業へのM&A(企業の合併・買収)を検討する方針を示している。近年は音楽ユニットのYOASOBIが国内外で人気を高めているほか、アニメ「鬼滅の刃」のヒットも業績に貢献してきた。
ソニーグループの時価総額は20・6兆円と、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループに次いで3位となっている。