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川崎大助

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解説予想に近い形で、つまり比較的小規模に決まりましたね。たとえば今年1月のブルーノ・マーズ東京ドーム公演は計5回(22年にも5回)。それよりは小さい。しかしデュア・リパ(ついこのあいだ、さいたまスーパーアリーナ2回)よりはすこし大きい。この塩梅が「わかってるな」と僕は。そしてある意味、親密感あるしつらえかなあ、とも。不必要な大風呂敷を広げるのではなく、「長年付き合ってくれていた」日本のファンのみをしっかりと集めたい、この再結成をいっしょに祝いたい、というような意志があるブッキングのような気がしました。さらに、ツアー最終盤での来日となるはずなので、バンドのみんな疲れはあるものの「身体が十分あったまってる」状態でのライヴ・パフォーマンスが期待できるでしょう。大昔は(リハーサルがてら)日本から世界ツアー始める大物もよくいたんですが。いずれにせよ、大争奪戦のスタートですね!

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 西廣智一

    音楽ライター

    見解東京2公演のみという数の少なさに不満を持つ方もいるかもしれませんが、むしろ東京ドームで土日に開催でき…続きを読む

  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

    見解これほどの大物の再結成、来日公演です。セトリからステージまで豪華でしょうし、チケットの購入方法や価額…続きを読む

コメンテータープロフィール

作家。小説執筆および米英のポップ/ロック音楽に連動する文化やライフスタイルを研究。近著に長篇小説『素浪人刑事 東京のふたつの城』、音楽書『教養としてのパンク・ロック』など。88年、ロック雑誌〈ロッキング・オン〉にてデビュー。93年、インディー・マガジン〈米国音楽〉を創刊。レコード・プロデュース作品も多数。2010年より、ビームスが発行する文芸誌〈インザシティ〉に参加。そのほかの著書に長篇小説『東京フールズゴールド』、『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』、教養シリーズ『ロック名盤ベスト100』『名曲ベスト100』、『日本のロック名盤ベスト100』など。

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