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荒川和久

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独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

報告

見解2020年時点での人口ピラミッドで65歳未満でもっとも人口が多いのは、第二次ベビーブーム世代の40代後半から50代の人たちで、しかも若年人口と比べれば2倍以上。この中年世代の人たち、特に、就職氷河期で割りを食った人たちや子育てを終えた専業主婦などをもっと労働市場において有効に採用・活用していかないと立ち行かなくなっていきます。 記事の本旨とはズレますが、「働きたい50代が採用されない」という現象は、婚活において「結婚したいのに相手がいない」というのと似ていると感じます。たとえば、婚活においては年収や年齢などの条件面だけを見て、その人そのものをまったく見ていないがゆえに、いつまでもマッチングされない事態に。仕事も結婚も「人と人とのつながり」であるのに、その「人そのものを見ない」まま、互いにいつまでも「いい人がいない」と嘆くだけになっているのは、なんとも悲劇的な世界線だと思います

コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

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