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荒川和久

荒川和久認証済み

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独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

報告

解説2040年には生涯未婚率が男4割、女3割になると推計されています。加えてすでに独身人口でいえば、若年独身人口より中高年の独身人口が上回っています。すでに結婚した人でもやがては配偶者との死別によって高齢独身に戻ります。15歳以上人口の半分は独身となる「ソロ社会」は確実に訪れますし、それは同時に「高齢ソロ社会」でもあります。 そうした確実に訪れる人口動態の変化に対応しきれていないのが「身寄りのない高齢独身の住居問題」です。孤独死や無縁墓の問題以前に、「一人では住む場所すら見つからない問題」が存在します。 行政もそろそろ本腰を入れて検討すべき時期に入っていると思います。

コメンテータープロフィール

荒川和久

独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

広告会社において、数多くの企業のマーケティング戦略立案やクリエイティブ実務を担当した後、「ソロ経済・文化研究所」を立ち上げ独立。ソロ社会論および非婚化する独身生活者研究の第一人者としてメディアに多数出演。著書に『「居場所がない」人たち』『知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質』『結婚滅亡』『ソロエコノミーの襲来』『超ソロ社会』『結婚しない男たち』『「一人で生きる」が当たり前になる社会』などがある。

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