解説先進レーダ衛星「だいち4号(ALOS-4)」を搭載したH3ロケット3号機は、予定時刻の12時6分42秒に種子島宇宙センターから打上げられました。リフトオフから16分40秒後に衛星は無事に2段ロケットから分離され、打上げミッションは成功しました。このあと、だいち4号は3日間の間に、太陽電池パネルと衛星の主要な機器である6.4mのレーダーのアンテナと、船舶自動識別システム(AIS)のアンテナを展開します。衛星にとって非常に重要なフェーズです。そして約半年かけて機器の性能確認や試験観測などを行い、2024年の年末ごろから本格的な観測を開始して、日本の国土を守る災害対応や地図の高精度化などに貢献する計画です。
コメンテータープロフィール
1990年代からパソコン雑誌の編集・ライターを経てサイエンスライターへ。ロケット/人工衛星プロジェクトから宇宙探査、宇宙政策、宇宙ビジネス、NewSpace事情、宇宙開発史まで。著書に電子書籍『「はやぶさ」7年60億kmのミッション完全解説』、訳書に『ロケットガールの誕生 コンピューターになった女性たち』ほか。2023年4月より文部科学省 宇宙開発利用部会臨時委員。
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