Yahoo!ニュース

秋元祥治

秋元祥治認証済み

認証済み

やろまい代表取締役/武蔵野大学EMC教授/オカビズ

報告

提言あらゆる物の価格が上がりはじめて、すでに2−3年とたつ。ロシアによるウクライナ侵攻や原油高、さらに円安といった背景などが重なった。日本の人口減少は2008年より本格化していて、人手不足になり賃金上昇が起きることは15年以上前から予測されていたことだといえる。 こうした中で、経営者に求められるのは適切なコストプッシュに基づく値上げだけではない。より良いものを、より高い価格で販売していくといった知恵や工夫だ。そして、知恵や工夫は試行錯誤によって生まれるわけで、日常の業務が忙しいとはいえ、少しでも時間を見出して新規事業や商品開発をしてみる、そして、それを情報発信してみる…といったことこそが求められるだろう。いまや、全国に目を向ければそうした成功事例やスマッシュヒットはたくさんある。そう、検索をして、そこヒントを得て、まず試してみる…ぜひそんな挑戦する1年となりますように。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 常見陽平

    千葉商科大学国際教養学部准教授/働き方評論家/社会格闘家

    解説「だから、最低賃金を引き上げるのは問題だ」と片付けてはいけない。タイトルに引っ張られてはいけない。文…続きを読む

  • 太田康広

    慶應義塾大学ビジネス・スクール教授

    補足最低賃金規制は、価格を強制的にコントロールする仕組みなので、基本的には望ましくない。たとえば、もっと…続きを読む

コメンテータープロフィール

秋元祥治

やろまい代表取締役/武蔵野大学EMC教授/オカビズ

01年より、人材をテーマにした地域活性に取り組むG-netを創業し03年法人化。現在理事。13年オカビズセンター長に就任。開設9年で約3300社・2万2千件超の来訪相談が押し寄せ、相談は1ヶ月待ちに。お金をかけずに売上がアップすると評判で「行列のできる中小企業相談所」と呼ばれている。2022年より武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授に就任。内閣府・女性のチャレンジ支援賞、ものづくり日本大賞優秀賞、ニッポン新事業創出大賞・支援部門特別賞ほか。内閣府「地域活性化伝道師」等、公職も。著作「20代に伝えたい50のこと」、KBS京都「KyobizX」・ZIP-FM「ハイモニ」コーナーレギュラーも。

秋元祥治の最近のコメント