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明智カイト

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『NPO法人 市民アドボカシー連盟』代表理事

報告

宝塚大学の日高庸晴氏らによる調査では、同性愛/両性愛の男性の場合には、約半数が「ホモ」「オカマ」などといじめられた経験を持ち、65%が自殺を考えたことがあり、15%が実際に自殺未遂を経験していることが指摘されています。 私自身も同性愛者ですが、中学生の頃よりクラスメイトから「ホモ」「オカマ」「女っぽい」「気持ち悪い」……などと言われてきました。そして、不登校や自殺未遂も経験しました。 今回、首相秘書官という公職の立場にある人が差別的な発言をされたとのことですが私はショックを受けましたし、当事者の中にもショックを受ける人たちがいるでしょう。 同性婚に対する賛否はいろいろあるでしょうが、私たちも同じ人間です。酷いことを言われれば傷付くし、自傷や自殺未遂などで苦しんでいる当事者や、自ら命を絶っている当事者もいることを決して忘れないで欲しいです。

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コメンテータープロフィール

明智カイト

『NPO法人 市民アドボカシー連盟』代表理事

定期的な勉強会の開催などを通して市民セクターのロビイングへの参加促進、ロビイストの認知拡大と地位向上、アドボカシーの体系化を目指して活動している。「いのち リスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」を立ち上げて、「いじめ対策」「自殺対策」などのロビー活動を行ってきた。著書に『誰でもできるロビイング入門 社会を変える技術』(光文社新書)。日本政策学校の講師、NPO法人「ストップいじめ!ナビ」メンバー、などを務めている。

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