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高級旅館より湯の質が高い!「源泉かけ流しのスーパー銭湯」5選(東京近郊編)

高橋一喜温泉ライター/編集者

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都市部に湧く「スーパー銭湯」だからといって侮ってはいけない。スーパー銭湯といえば、これまで快適性やレジャー性が重視され、温泉の質は二の次にされることが多かった。

しかし、近年では源泉の質にこだわりをもち、源泉かけ流しの湯船を提供しているスーパー銭湯も多い。なかには高級旅館や歴史ある温泉地の宿よりも源泉の個性が感じられる温泉施設も少なくない。

大都市・東京も例外ではない。今回は、湯の質が高い東京近郊のスーパー銭湯を5カ所紹介したい。

前野原温泉・さやの湯処(東京都板橋区)

板橋区の市街地にあるスーパー銭湯。23区内にありながらも、露天スペースにはうぐいす色に濁った源泉がかけ流しにされる湯船もある。都内で源泉かけ流しの湯船はきわめて貴重な存在だ。風情ある庭園を見ながら食べられる食事処は蕎麦などのメニューが人気で、都会にいることを忘れてしまいそうになる。

〒174-0063 東京都板橋区前野町3丁目41番1号
Tel:03-5916-3826
営業時間:9:00~24:00
料金:930円
HP:さやの湯処(外部リンク)

熊谷天然温泉・花湯スパリゾート(埼玉県熊谷市)

熊谷市にある日帰り温泉。都心からは電車で約90分。非日常感を得るにはちょうどいい距離だ。いわゆるスーパー銭湯だが、源泉かけ流しの檜風呂には、わずかに黄色をおびた透明湯がかけ流し。体感の泉温は38度くらいのぬる湯。わずかに硫化水素の香りも漂う湯は、地中の植物成分が溶け込んだモール泉の特徴を備える本格派だ。スーパー銭湯の湯とは思えないほど良質な源泉が楽しめる。

〒360-0012 埼玉県熊谷市上之1005
Tel:048-501-1126
営業時間:10:00~23:00
料金:900円
HP:花湯スパリゾート(外部リンク)

見沼天然温泉・小春日和(埼玉県さいたま市)

さいたま市内にあるスーパー銭湯だが、よくあるスーパー銭湯と侮ってはいけない。約38度のぬるめの源泉がかけ流しにされている。通常のスーパー銭湯はぬるい湯は万人受けしないため加温してしまうが、自信をもってぬる湯の源泉を提供している。加温した湯船とぬる湯そのままの湯船を行き来しながらゆっくり湯浴みを楽しめるのがうれしい。

〒337-0026 埼玉県さいたま市見沼区染谷3-191
Tel:048-686-3636
営業時間:10:00~24:00
料金:900円
HP:小春日和(外部リンク)

横須賀温泉「湯楽の里」(神奈川県横須賀市)

横須賀市にある海岸沿いのスーパー銭湯。東京湾を一望できる展望露天風呂は絶景で、しかも源泉かけ流しの湯船(加水あり)もある本格派。心がもやもやしているときは、船が行き交う海を見ながら入浴すればスカッと爽快な気分になれるし、ちょっとした旅の雰囲気も味わえる。京急本線馬堀海岸駅から徒歩12分と電車でもアクセスできる。

〒239-080 神奈川県横須賀市馬堀海岸4-1-23

Tel:046-845-1726

営業時間:9:00~24:00

料金:1180円

HP:湯楽の里(外部リンク)

宮前平温泉・湯けむりの庄(神奈川県川崎市)

宮前平駅前にある市街地のスーパー銭湯。高級路線で料金は少々高めの設定だが、そのぶんゆっくりと寛げる。スーパー銭湯らしくさまざまな種類の湯船があり、露天には源泉かけ流しの湯船もある。コーヒーのような茶褐色の濁り湯はインパクトのある源泉で、いわゆるモール泉の一種だろう。休憩室や岩盤浴、食事処など施設が充実し、タオルや湯上がり後の衣服も貸し出しているので、手ぶらでもゆっくり時間を過ごすことができる。

〒216-0006 神奈川県川崎市宮前区宮前平2-13-3

Tel:046-845-1726

営業時間:10:00~24:00

料金:1540円

HP:湯けむりの庄(外部リンク)

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『スーパーJチャンネル』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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