【片づけ】いつの間にか溜まっちゃう「いつか使うかも?」を見切るには?整理収納アドバイザーが解説!
「『いつか使うかも?』と思ったら捨てられない…」
片づけの相談で多い悩みのひとつです。
その「いつか使うかも?」が多すぎて、物で溢れて収拾がつかないようでは本末転倒です。
今回は「いつか使うかもしれないもの」への見切り方を紹介します。
そもそも、「いつか使う」のいつかはいつ?
「いつか使うかも」と思った時に、実際に使うのはいつなのか?を考えてみましょう。
これまで何度も「いつか使うかも?」と思う場面に出くわしていると思います。その、「いつかは予想通りやってきたのか?」を振り返って考えてみましょう。
自分もお客様も「いつか使う」は、実際には来たことはほとんどありませんでした。
まずは、目の前にあるものが本当に必要なのか、考えることから始めましょう。
とは言え、いきなり全部捨ててしまうと不安になると思います。
ここからは必要な量に減らす手順をお伝えします。
1.どれくらい必要かを把握する
「いつか使うかも?」と、あれもこれも残してしまい収納が溢れそうになる…片づかない家でよく見かける光景です。
過去に実際に使ったことがあるか、半年や一年など期間を決めて振り返ってみましょう。
どんな場面で、どれくらい必要?といった目安がわかると、「いつか使うもの」であふれることがなくなります。
2.ストック数を決める
目安を把握できたら、ストックする数を決めましょう。
紙袋は大中小を〇枚ずつ、収納ボックス1個分など、自分が管理しやすい分量を考慮しながら決めましょう。
ここでしっかり数を決めておくと、なんとなく取っておいて、いつの間にか増えすぎるということがありません。
「いつか使うかも」で溢れてしまうのは、数を決めていないからです。
3.手放しのタイミングを決める
ストックした物を使わないと、ずっと溜まったままになってしまいます。
言われてみるとごく当たり前に感じますが、これに気づかず「いつか使うかもしれないもの」が溜まりっぱなしになっていることが多々あります。
溜めっぱなしにならないように、いつまでに使わなければ手放すという期限を決めてしまいましょう。
ライフスタイルが変わった時は見直しのチャンス!
エコバッグの普及で紙袋の出番が減ったように、暮らしの変化とともにストック数にも変化が生まれることがあります。
そのため、手放しのタイミングを決めて見直すことは大事です。
季節の変わり目、お盆または年末など、自分が再確認しやすいタイミングを必ず決めておきましょう。
未来への漠然とした不安をなくす
「いつか使うかも」が増えるのは「いざという時に困ったらどうしよう…」という、未来への不安の表れです。
自分が何をどれくらい持つと安心なのかといった適量を把握していると、物を必要以上に抱え込まなくて済みます。
まずは、「いつか」に対して、どれくらいものが必要なのかを把握することから始めましょう。
※内容は個人の感想や見解を含みます。
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