千賀を筆頭にメッツの先発投手4人は確定。ドジャースは第1戦がフレアティ、第2戦と第3戦は!?
10月13日(日本時間14日)に行われるリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第1戦は、ジャック・フレアティ(ロサンゼルス・ドジャース)と千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)が先発マウンドに上がる。それぞれ、中6日と中7日の登板となる。
メッツは、その後の先発投手も、ほぼ確定している。14日の第2戦がショーン・マネイア、16日の第3戦と17日の第4戦は、ルイス・セベリーノとホゼ・キンターナだろう。
ドジャースの先発投手は、不透明だ。山本由伸は、11日のディビジョン・シリーズ第5戦に投げたので、次の登板は、中5日で17日のリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ第4戦となる可能性が高い。今シーズン、山本の登板間隔は、中5日が最も短い。
第2戦と第3戦に先発登板の候補は、ウォーカー・ビューラーとランドン・ナックに、リリーバーのライアン・ブレイジャーだと思われる。
ビューラーは、8日のディビジョン・シリーズ第3戦に登板し、5イニングを投げ、2回裏に6点を取られた。翌日の第4戦は、ブレイジャーを筆頭に8人がつなぎ、サンディエゴ・パドレスを完封した。最後を締めくくったのは、ナックだ。ポストシーズンに入ってから、ナックの登板は、この試合の1イニングしかない。
13日の第1戦にフレアティが長いイニングを投げれば、14日の第2戦はブルペン・ゲームもあり得る。一方、フレアティが早々に降板した場合、その選択肢は消滅しそうだ。第2戦は、ビューラーかナック、おそらくはビューラーが先発マウンドに立つと思われる。
また、ドジャースは、ブルペン・ゲームが再びうまくいくかどうかにも、一抹の不安を残す。ドジャースのリリーバーたちは、ブレイジャーの先発登板を含め、ディビジョン・シリーズ第3戦の6回裏から16イニング連続無失点を継続中だが、このストリーク中に2登板で計2.0イニングを投げたアレックス・ベシア――第1戦も1イニング無失点――は、怪我により、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズのロースターから外れた。
ロースターの入れ替えについては、こちらで書いた。