AmazonのスマートスピーカーEcho Dotを2台使ってステレオ再生してみました。

Amazonのスマートスピーカーメインストリーム機Echo Dot

今回2台使ってステレオ再生にトライするAmazonのEcho Dotは今のAmazonのスマートスピーカーのメインストリーム機と言っていいと思います。コンパクトで可愛い本体を手頃な価格で入手出来ます。

搭載されているAIアシスタントは安心のAlexa。カバーできる機能範囲も広く、音声認識精度もなかなかのもの。安心して使える1台です。

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さてそんなEchoシリーズのスマートスピーカー、同じ機種を2台ペアリングするとステレオ再生に対応します。この記事ではその方法と音の印象をまとめていきます。

Echo Dot 2台でステレオ再生するための設定手順

Echo Dot 2台をそれぞれスマホとリンクした状態からの設定方法を解説しますが、Alexaアプリを使えば設定はあっという間です。

Alexaアプリのホーム画面右肩にある「＋」ボタンをタップ。

続いて下からせり上がってくるメニューで「スピーカーを構成」を選んでください。

次の画面では「ステレオペア/サブウーファー」を。

その次の画面でペアリングするスピーカーを選ぶだけで手順は終了です。

あとはAmazon Musicアプリなら再生の際に画面下中央のボタンをタップして音の出力先をAlexaアプリで作ったスピーカーセットに切り替えればOKです。

音質などの感触は？

ステレオペアリングした状態ですと音はビックリするほど良いです。定価で2台購入するときのお値段、約1万5千円のスピーカーと考えても文句なく良い音ですごいコスパです。

たったの44mm径のフルレンジスピーカー1発と、直径わずかに10cmほどの球体という小型エンクロージャーから出てくるとは信じられないほどの低音が出てきます。下は50Hz近くまで伸びてるかもしれません。

高音の方もかなりよく伸びているようで、中高域の音のクリアさはこの価格帯のスピーカーとしては出色。

またステレオ感というか音の立体的な表現、定位も価格破壊感あります。小型のフルレンジスピーカー1発構成で点音源に近いことが上手く働いていそうです。上向きにユニットが設置されているようで、スピーカーの上側にふわっと音の空間が広がってくれます。

とりあえず音出しの瞬間から驚きがありました。

注意点も少々

ちょっと残念なのはEchoシリーズのステレオペアリングはBluetoothの機能で行っているのではなく、Alexaアプリによるペアリングである所ですね。このためAlexaアプリが対応するサービスしかステレオ再生が行えません。

具体的にはAmazon Music、Spotifyなどの音楽ストリーミング再生サービスしか対応しません。この点にはちょっと注意が必要です。そして残念なポイントですね。Bluetoothによるステレオペアリングが出来れば、PCスピーカーやリビングのTV用にも使い途が広がりますのに。