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鳥栖のストライカー豊田陽平は投げても「エース」!? ノーバン始球式に成功!

田尻耕太郎スポーツライター
見事なストライク投球!

タマスタ筑後のホークス3軍戦

J1サガン鳥栖のエースFW豊田陽平が、14日、タマスタ筑後で行われた福岡ソフトバンクホークスの3軍戦で始球式を行った。ホークスとサガン鳥栖が連携している「スポーツキッズプロジェクト」の一環で、この日の試合は「スポーツキッズデーinタマスタ筑後」として開催。豊田のほかにMF福田晃斗、DF三丸拡も来場してサイン会なども行った。

「PKより緊張」?も見事ストライク

豊田は2年前にヤフオクドームの1軍戦で始球式を務めており、「その時はワンバウンドだったのでリベンジを果たしたい」と燃えていた。マウンドに立つと「先日のガンバ大阪戦でPKを蹴った時よりも緊張しました(笑)」と話していたが、投球は見事ノーバウンドで、捕手のミットへ。しかも完璧なストライクだった。

「リベンジ果たせました。緊張しましたが、後ろで後輩2人がチャチャを入れてくれたのでリラックスして投げられました」とマウンドを降りると終始ご満悦だった。

星稜OBで交流も

ホークス村松コーチ(左)と握手
ホークス村松コーチ(左)と握手

また、星稜高校の先輩になる村松有人コーチや、同じ石川県小松市出身の山下亜文と交流し、「特に大先輩の村松コーチにご挨拶が出来たのでよかったです」と話し、笑顔で写真に納まっていた。

なお、サガン鳥栖は前日13日に川崎フロンターレに1対0で勝利。J1の2ndステージで4位と好位置につけている。次節は20日(土)にヤマハスタジアムでジュビロ磐田と戦う。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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