ツイステッドワンダーランド、シーズン3までアニメ化 ディズニープラス日本発フランチャイズ強化
小中高生をはじめティーンに圧倒的な人気を誇るディズニーの学園アドベンチャーゲーム『ツイステッドワンダーランド』がアニメ化され、ディズニープラスにて25年10月より独占配信されることが11月21日に発表された。ディズニープラスが日本発のフランチャイズ強化へアクセルを踏み込んだ。若年層ディズニーファンとのエンゲージメントをより強めていくことが見込まれ、ファミリー層のディズニープラスへのアプローチを大きく促進させることが期待される。
キャラクターの魅力を最大限に昇華させるスタッフ陣
今回のアニメーション化プロジェクトは、これまでのコミカライズ、ノベライズに続くメディア化となり、コミックをベースにシーズン1「エピソード オブ ハーツラビュル」、シーズン2「エピソード オブ サバナクロー」、シーズン3「エピソード オブ オクタヴィネル」の製作が決定。
この日、アニメーション化プロジェクトの始動を記念して、キャラクターデザインが初公開となり、7人の寮長が「闇の鏡」と呼ばれる魔法の鏡に映るプロジェクトビジュアルが解禁された。
〈ハートの女王〉ハーツラビュル寮:リドル・ローズハート、〈百獣の王〉サバナクロー寮:レオナ・キングスカラー、〈海の魔女〉オクタヴィネル寮:アズール・アーシェングロット、〈砂漠の魔術師〉スカラビア寮:カリム・アルアジーム、〈美しき女王〉ポムフィオーレ寮:ヴィル・シェーンハイト、〈死者の国の王〉イグニハイド寮:イデア・シュラウド、〈茨の魔女〉ディアソムニア寮:マレウス・ドラコニア、それぞれがモノクロと各寮のイメージカラーに照らされた寮長たちは、まるでこれから色彩豊かなアニメーションとして描かれる前触れともいえる。
本作のアニメーション制作を担うのは、世界的ヒットを記録した「終末のワルキューレⅡ」を手がけたゆめ太カンパニー×グラフィニカ。総監督には「ARIA The BENEDIZIONE」や「東京ミュウミュウ にゅ〜」の名取孝浩氏、監督には「新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。」や「CUE!」の片貝慎氏、脚本には「宇宙兄弟」から「アイカツ!」や「アイドルマスター ミリオンライブ!」まで幅広いジャンルを扱い、登場キャラクターの多い作品をまとめる手腕に定評のある加藤陽一氏が参加。 ゲームの持つオリジナリティを忠実に再現しながらも、アニメーションとしてキャラクターの持つ魅力を最大限に昇華させるスタッフ陣が集結している。
数々の賞を受賞している人気コンテンツ
『ツイステッドワンダーランド』は、ディズニー作品に登場するヴィランズ(悪者たち)の魅力にインスパイアされたキャラクターが織りなす学園アドベンチャーゲーム。「黒執事」を代表作とする漫画家・枢やなが原案、メインシナリオ、キャラクターデザインを手がけたことやディズニーヴィランズという唯一無二のエッセンスと魔法士養成学校を舞台とした作り込まれた世界観が大きな話題となり、「Google Playベスト オブ 2020」クリエイティブ部門大賞や「#Twitterトレンド大賞(現#XTrendAward) 2020」ゲーム部門など数々の賞を受賞。若年層を中心にキャラクターへの人気が爆発的に拡大した。
昨年は初のファンイベント『ディズニーツイステッドワンダーランド Fes 2023』が開催され、集結した21人のボイスキャストと来場した5000人以上のファンおよび生配信での参加者も加わり、大盛況となった。若年層を中心にそのファンはさらなる広がりを見せている。
本作のアニメ化はシンガポールで開催中の『ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024』にて発表された。
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