赤穂市加里屋中洲にあるセレクトショップ「あれやこれ屋&MaChaiマチャイ」で毎月15日に、ミニイベント「いちご部会」が開かれています。今年2月で丸2年を迎えた、名前もかわいいイベントにお邪魔しました。

赤穂骨董市に合わせて開催

「あれやこれ屋&MaChaiマチャイ」は、洋服や服飾雑貨、器などを扱う人気の雑貨屋さん。2003年、赤穂市坂越でオープン。週2日の営業からスタートしました。人気カフェ「暖木」さんが昔のお店だったところなんですよ。
そして2011年、赤穂城跡からほど近い今の場所に移転しました。ガソリンスタンドだった建物をそのままの風情を残しながら使っています。

こちら、2人の女性オーナー、藤田さんと木村さんです。
「大石神社で毎月15日に骨董市をしてるんでそれに合わせてきてもらえたらと開催することにしました。コロナが蔓延して大きなイベントはなかなか開催できなくて。でもそれもさみしいし、このくらいの規模ならちょうどいいでしょ」。

「いちご部会」は、毎月4～5店舗が出店。実店舗を持たずに活動しているお店がほとんどです。どんなお店が出店しているか紹介しましょう。

優しい甘さで人気のおいなりさん

「すし勝」さんです。
花岳寺近くで長年お寿司屋さんをされていましたが、今はクロウズ。
奥さんが作るおいなりさん（1個80円）が好評で、お昼までにはほぼ売り切れてしまうそうです。私はオープン30分以内に行ったので無事ゲットできました。甘くて優しい味のおいなりさん。ファンが多いのにも納得ですね。

三つ葉農家が作った新発売の「三つ葉もち」も

今年から新規参入した「なべしまファーム」さん。
赤穂市中広の赤穂港近くに農園を構え、シャキシャキで食べ応えのある三つ葉を生産しています。なべしまさんの三つ葉を食べたら、今まで食べていた三つ葉って何だったの？て思うくらいの主役をはれる逸品です。三つ葉は1束500円で販売しています。

新発売の「三つ葉もち」がこちら。赤穂市内の米&もち生産農家「前川農産」さんとのコラボ商品です。

三つ葉の風味が際立ち、お汁に入れお雑煮にしてもおいしい「三つ葉」と、くるみ入りでちょっぴり甘いスイーツ風の「三つ葉くるみ」が3個ずつ入っていて気が利いています。

2月は、三つ葉も三つ葉もちも完売したそうですよ、こちらもお早めに。

韓国コスメと健康食品の店「アトミ」

店主の藤田さんのお友達の「美容・健康アトミ(atom美)」さんです。
韓国コスメやサプリメント、歯ブラシ、じゃがいもラーメンなど韓国発の商品を販売しています。
この日は店頭で試食販売も実施。「なべしまファーム」さんとのコラボで、ラーメンに三つ葉を投入。三つ葉の香りともちもち麺、スープがベストマッチで、セットで買って帰るお客さんもいました。
3月はスパムを販売し、こちらも試食で三つ葉とコラボするそうですよ。聞くだけでおいしそう。

アレルギー対応のたい焼きがおいしい

キッチンカーで稲美町から出店の「たい焼きもりた」さんです。
アレルギーに配慮して、卵と牛乳を使わない生地でたい焼きを作っています。

たい焼きは、つぶあん（160円）、カスタードクリーム（160円）、チョコレート（190円）、きせつあん（190円）の4種類。
きせつあんは、さくらあん、宇治抹茶あん、レモンあん、くりあん、やきいもあんなどのバリエーションがあって、季節ごとに替わっていきます。
ちなみに3月はさくらあんが登場する予定です。

淹れたてコーヒーはいかが

姫路から出店している「Cafe Pa」さんです。
毎月いろいろな焙煎所のコーヒー豆を使って、淹れたての一杯を提供しています。
この日のは徳島のコーヒースタンド「トーコーヒー」のもの。
その他、姫路のNAKAZAKI COFFEE ROASTERや成田珈琲の豆を使うこともあるそうですよ。
「みんなとお話しするのも楽しみで、月1回の出店を心待ちにしています」。

ヘナで描くボディアート「メヘンディ」がおしゃれ

唯一店内で出店する「marsa」さんです。
ヘナで描くボディーアートのことを「メヘンディ」といって、おしゃれなワンポイントです。
5日～2週間くらいで消えてしまうので、消えるまでに願いが叶うとお守りの存在で親しまれているそうですよ。
ウクレレなど楽器にも描いてもらえますよ。
ワンポイント（5×5センチ）1,000円
フリーデザイン（5×10センチ）2,000円

メヘンディを施したオリジナル雑貨も販売しています。

3月も元気に開催

3月もこんなラインナップで開催予定です。
ぜひ行ってみてね。楽しいよ。