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【赤穂市】お城通りに赤穂産野菜無人販売所オープン!安全でおしゃれな野菜を買うならココで!

歌見フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

お城通りで人気のパン屋さん「ほっぺたぱん」の店前スペースに、11月8日、おしゃれな屋台風の野菜無人販売所がオープンしました。いつ開いているのかな?どんな野菜を置いているのかな?レポートします。

もっとたくさんの人に自家製野菜を食べてほしい

この赤穂産野菜無人販売所をオープンしたのは、2021年に岡山から移住し、2022年4月から赤穂市内の畑で野菜作りを進める溝部光優(みつひろ)さん。弟の隆宏さんとともに、ビーツを中心に、ショウガやウコンなどの野菜とハーブを育てる農園「veg_farm_beet_it(ベジファームビートイット)」を運営しています。農薬や化学肥料不使用の新鮮野菜なんて、それだけでテンション上がりそうですよね。

農園での収穫品で自家製スパイスを手がけ、オリジナルメニューを作り「Season's(シーズンス)」の屋号で、定期的にイベント出店するだけでなく、2024年1月からは「Season's/あじと」として、店舗を構えました。
農園は光優さん、出店や店舗は隆宏さんが、それぞれ主となって担っています。

販売所をすることになったのは、食に興味がある不特定多数の方に向けて販売をしたかったから。イベントや拠点となる店舗前で「いきなり野菜市」などでは販売していたものの、もっと気軽に野菜を手に取れる場所を作りたいと考えていました。また、「ほっぺたぱん」店主の西角さんからも「店舗前のスペースが少し殺風景なので何かやってほしい」というオファーもあったので、今回改めて西角さんにお願いしてOKをもらい、設置することになったそう。

光優さんは、ほっぺたぱんのおしゃれな雰囲気を邪魔しない、コンパクトに折りたためるようなデザインにこだわりました。実家のカメラスタジオが移転したときの廃材を有効活用して、約1週間で、設計と制作をしたというから驚きです。

100均で買ったトレイを活用してハーブティーを置く棚も作りました。

お金を入れる箱にはしっかり南京錠を付けて、お釣りかわりに買えるような野菜も用意しているなんて、気が利いてますよね。

スーパーにはあまり置いていない野菜を中心にラインナップ

取材日の野菜のラインナップは、赤、うずまき、黄色のビーツ3種、ピーマン、イタリアンなす、安納芋、空心菜、ルッコラ、モリンガ、サラダリーフ、ハラペーニョ、ニンニクなど、10種類以上。
「スーパーには、あまり置いてないような、珍しい魅力的な野菜をメインに置いていく予定です。目玉はビーツですが、今後は白菜や大根といった冬野菜も出回ります」と光優さん。
11月中には、「47(フォーティーンセブンリカーズ)」の一角を借りて野菜の販売をするそうです。

すでにリピーターさんも多数

取材日は、販売所をやり始めて2日目でしたが、「前回買っておいしかったから」と早速リピーターさんが訪れていました。
「一般の客さんだけでなく、お城通りでお店をしている方にも買ってもらっていて…。それもうれしいですね」と光優さん。
今後は、種類ごとの説明シートなども作って、もっと気軽においしく食べてもらえるような工夫をしたいそうです。それも楽しみですね。

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「veg_farm_beet_it」赤穂産野菜無人販売所
住所:兵庫県赤穂市加里屋2204-1(ほっぺたぱん店舗前)
営業時間:火・水・金・土曜11:00頃~16:00頃
※臨時休業、臨時営業あり
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フリーライター(赤穂市・たつの市等)、御朱印ガール、仏像女子

フリーダムな仕事人で、居住地・赤穂から、兵庫県を中心とした関西一円を飛び回っています。旅行が好き、旅先でおいしいものを食べるのが楽しみな食いしん坊です。手がけた「乙女の御朱印めぐり旅」シリーズ(共著)で紹介しきれない神社仏閣の魅力、女子目線でのグルメやショップ情報、イベント情報なども、西播磨発(赤穂市・相生市・たつの市・宍粟市・赤穂郡・佐用郡)でお届けできたら幸せです。

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