皆様はお菓子や料理に、“世界一”というキーワードがついていると、興味がひかれることはありませんか？

特に、そのキーワードのあとに“あまい”や“うまい”、“からい”という言葉がつけば、思わず商品を手にしてしまうことがあるはず。

そんな魅力がある言葉の中でも、“世界一 まずいグミ”、“世界一 臭いグミ”という不名誉にも思えるふたつ名で、ネットやメディアを騒然とさせた、伝説ともいえるリコリスグミ『カッチェス・カッチェン』を今回はご紹介します。

TBS番組に登場！

なんとこの輸入菓子は、アイドルグループ・ジャニーズWESTの番組『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった No.4』（TBS系 6月21日放送）のラストに、世界一臭いグミとして登場しています！

輸入菓子を2万5000個以上イキスギさん夫婦とアメ横で世界のお菓子めぐり!!【TBS】

Twitterでも「タマの説明、アニの補足」がツボに？！
桐山Dさんが、私たちタマアニに密着！輸入菓子ワールドへ誘っています。

TVer「DEEPな店の常連さんに密着　イキスギさんについてった」（外部リンク）
TBS 6月21日(火)放送分 | 見逃し配信 6月28日(火)23:55 終了予定

ジャニーズWESTも実食したグミ！

ドイツ　カッチェス カッチェン プフォートヒェン 200g

リコリスグミとは、甘草（スペインカンゾウ）を使った薬膳お菓子。

初めて口にした人は、その変わった味に非常に驚くほどなのですが、なぜか２つ、３つと病みつきになる中毒性のある不思議なグミです。変な物は入っていませんよ。

リコリス（別名：ラクリッツ）は、世界中に熱狂的なファンやリピーターが多く存在し、本場ドイツや北欧などでは、コンフォートフード（ソウルフード）として親しまれています。日本でいうところの仁丹や納豆みたいな立ち位置かな？

ちなみに「カッチェス」は、ドイツでトップスリーのシェアを誇り、ハリボーグミに続く、世界的な有名なグミブランドです。

独逸語で「Katzen(カッツェン)」は猫、「Pfotchen (プフォートヒェン)」は前足(肉球）と、いわゆる【猫の手】を意味し、1950年の創業当初から黒猫のキャンディーが発売されています。

パッケージの猫ちゃんが、キュートで愛らしいですね。しかし、中に見える真っ黒なグミは怖い。見た目からしてすごそう。

封を開けると、独特な香りがフワッと……。

薬膳らしい甘いにおいに、たじろぎますが慣れてくると、なぜかこちらから嗅ぎに行ってしまいます（すでにちょっと中毒）。

ころころと丸く一口で食べられる大きさ。手触りは少しだけ硬めで、しっかりとした作り。

では、いろいろと覚悟を決めて実食！　口に含んだ途端に、正露丸の様な漢方の風味が口内を駆け巡り、思わず「Ｏｈ！」と外国人さんになりかけるほど苦さがさく裂。そして間髪をいれずに、黒糖の様なコクのある甘みが強襲。

漢方の苦さをたっぷりのブラウンシュガーで抑えこみ、食べ辛さを頑張って抑え込んだ様な味わい。

独特な味が残り、少々歯に引っ付くのがチョットあれですな。でも、なぜか２つ、３つと口に入れたくなる余韻。なんでだ？！

硬さは表面と違って、とても柔らかでソフトな食感。これはとても優しい。硬いグミのようにずっとかみ続けることがないので、非常に食べやすく、中毒性を感じさせるくらい後を引きます。これが中毒性の元なのかな？

海外では、ハリボーブランドでもリコリス・グミ『ハリボー シュネッケン』が発売されています。

今回は、ドイツより個人輸入を利用して入手。

好き嫌いが大きく分かれるリコリスを使った世界一なグミ。

“ハマる人はハマる”という意味がよく分かりました。皆さんもぜひお友達とかと一緒にチャレンジしてください。