飲み比べが楽しい!5年ぶりに再開する道後温泉本館に出かけたら飲みたい蛇口からみかんジュース専門店
旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。人気観光地に出かけたら一緒に楽しみたいご当地グルメを紹介しています。今回は愛媛県の道後温泉。20本の蛇口から愛媛県産の柑橘を使用したジュースが出るユニークなお店がオープンしました。
7月11日道後温泉本館が全館営業再開
平成31年(2019年)1月15日から保存修理工事を行い、2階以降は休館中だった道後温泉本館が、予定よりも半年早く工事が終了し、いよいよ7月11日から全館営業を再開します。
今までも1階の霊の湯は入浴可能でしたが、神の湯や休憩室も利用できるようになるのは嬉しい限りです。でも、5年ぶりの再開、ちょうど夏休み期間となるので、最初のうちはかなりの混雑が予想されるかもとの話でした。
本館以外にも「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」「道後温泉 椿の湯」が営業中なので、ゆったり温泉を楽しみたい人はそちらを利用してくださいね。
筆者はいつも夜と昼で別々に本館ともう一ヶ所利用して、湯上りに夜はビール、昼はみかんジュースで喉の渇きを癒しています。
蛇口からみかんジュース専門店「愛媛の食卓1970」
ゴールデンウィーク、道後温泉本館の霊の湯に入った後道後商店街を歩いていたら今までなかったカラフルな看板を発見!店内にズラリと蛇口が並んでいる、とてもユニークな「愛媛の食卓1970」。4月20日オープンしたばかりのお店です。
早速中に入ってみるとなんともレトロな雰囲気。実は愛媛の有名な都市伝説蛇口からみかんジュースが出るという話は、1970年代に大学などでお互いのお国自慢をする中、愛媛県人が「愛媛県の家庭では蛇口からみかんジュースが出るんよ!」と冗談で話をしていたのがはじまりと言われています。
そこで店内は都市伝説の原点となった1970年代の台所を再現。
蛇口の数は20本あり、すべて違う種類の愛媛県産柑橘100%のストレートジュースが出てきます。
※20本の蛇口以外に子ども用の蛇口も3本あり
蛇口からみかんジュースの利用方法
利用方法はとっても簡単。飲みたいジュースが決まったら、蛇口の上にある透明プラカップに蛇口を開けて注ぐだけ。透明プラカップに柑橘の種類が書いてあるので、他の蛇口から注がないよう注意してください。
1杯220円~400円です。
ジュースを注ぎ終わったらレジで会計します。
今回はいただきませんでしたが、ジュースにあうおかあさんの英国風スコーン(税込180円)、おばあちゃんのまるぼうろ(税込180円)といった軽食も用意されています。また、おとうさんの湯上がり生ビール(税込400円)は、自分でジュースを混ぜてオリジナルみかんビールとして楽しむことができます。
混雑時は先に席を取ってから、ジュースを注ぎに行きましょう。
いざ実飲!
20本の蛇口を前に悩む悩む。みかんの名前や説明と一緒に甘味、酸味、苦みが棒グラフで表示されているので、それを参考にはるみ、温州、せとか、清見の4種類を選びました。
もともと酸っぱいのが苦手な筆者。あまり出回らない種類というので選んだはるみは、とっても酸っぱく感じました。
せとかは甘い!1リットルくらいごくごく飲みたい。温州はちょっと酸っぱいけど食べなれたみかんの味。清見は日本の柑橘というよりオレンジっぽい風味。
よくある濃縮還元ジュースではなくストレートジュースなので、みかんの味がよくわかります。
道後温泉で乾いた喉に嬉しいみかんジュースのお店。温泉のあとに出かけてみてくださいね。
愛媛の食卓1970
住所 愛媛県松山市道後湯之町12-30
電話番号 089-993-5281
営業時間 9:00-19:00(予定なく変更する場合あり)
定休日 年中無休(不定休)
公式ホームページ 愛媛の食卓1970(外部リンク)