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あさりの砂抜きは必要?旬のあさりを汁まで残さず美味しく食べるにはこれが一番!「にら玉あさりバター」

筋肉料理人料理ブロガー、料理YouTuber

あさりの旬は春4~5月と秋9~10月で、春のあさりは特に美味しいと言われています。旬のあさりは身が詰まっていて、料理すると弾力のある身に素晴らしい旨味があって美味しいです。あさりを使った料理と言えばあさりバター、酒蒸し、潮汁等色々ありますが、あさり自体を美味しく食べる料理と言えばあさりバター、酒蒸しではないでしょうか?

そんな、あさり自体を美味しく食べられるあさりバター、酒蒸しですが、料理するとあさりからスープが出ます。あさりから出たスープには旨味が詰まっていて、これを味わわないのは勿体ないので、私などは最後にスープもすすっちゃいますが、今日はあさりから出たスープをより美味しく味わえるレシピを紹介させて頂きます。

にら玉あさりバター

あさりバターに、にらを入れて玉子とじにします。あさりの殻が開き始めたタイミングで卵とじにすることで、あさりから出た旨味のあるスープを玉子に吸わせ、にらの香ばしい風味と甘味を合わせて頂きます。美味しいですがボリュームは少な目のあさりバターを美味しくボリュームアップします。

あさりの砂抜きは必要?

今時のあさりは砂抜きで売られていることが多いです。砂抜きの物はそのまま使えますが、中には砂抜き表示が無いものもあります。そんな時には念のため砂抜きが必要です。簡単で間違いのない砂抜き方法を紹介させて頂きます。

3%の食塩水(水1リットルに塩大さじ2弱)に漬け、冷暗所(静かな場所が良いです)で1時間から半日置きます。

※砂抜きする時はボウルよりバットを使った方が、あさりが重ならないので砂が抜けやすいです。

※あさりが元気だと水を飛ばすので、バットの上にアルミホイルをかぶせておきましょう。

砂抜き表示のないあさりは砂抜きが必要です。水1リットルに塩大さじ2弱を溶かして漬けます。
砂抜き表示のないあさりは砂抜きが必要です。水1リットルに塩大さじ2弱を溶かして漬けます。

あさりをバットに入れて塩水を注ぎ、冷暗所に置きます。上にアルミホイルをかぶせておくといいです。元気のいいあさりは水を飛ばすので、濡れてもいい場所に置きます。
あさりをバットに入れて塩水を注ぎ、冷暗所に置きます。上にアルミホイルをかぶせておくといいです。元気のいいあさりは水を飛ばすので、濡れてもいい場所に置きます。

砂抜きしたらボウルに入れ、流水を当てながら、殻同士をこすり合わせるようにして洗います。

それではレシピに入りますが、まずは作り方動画をご覧ください。

材料2人分

あさり 400g 砂抜きしたもの

玉子 3個

にら 1/2束

日本酒 1/4カップ

バター 10g

作り方

1)にらは4~5cmに切ります。卵は溶いておきます。

2)フライパンにあさりとにらを入れ、日本酒をかけます。バターをのせたら強めの中火にかけてフタをし、あさりの半分~2/3位、殻が開いたら、卵液を回しかけます。玉子をお好みに固めて盛り付けます。

にらと玉子でボリュームもアップ!
にらと玉子でボリュームもアップ!

あさりから出た旨味を余すことなく味わう事ができます。
あさりから出た旨味を余すことなく味わう事ができます。

こんな感じで「にら玉あさりバター」の出来上がりです。旬のあさりのプリプリの身が美味しいのはもちろん、あさりからでた旨味を吸った半熟たまごとにらがまた美味しいです。旬のあさりで作ると美味しいので、是非、今のうちにお楽しみください。簡単に作れて美味しく、期待を裏切りません。

料理ブロガー、料理YouTuber

料理ブロガー、調理師、料理研究家。フィットネス全般の愛好家。料理レシピ開発、料理教室、料理イベント、料理の撮影、スタイリングなどを手掛ける。プロフ名の筋肉料理人は、30年以上続けている筋トレを捩ってつけました。目標は70歳でベンチプレス100キロです。

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