三度の飯より掃除が好き！掃除研究家のおそうじペコです。
今回は卓上ブラシをキッチンで活用するお話です。

◆キッチンの気になる汚れ

キッチンや食卓汚れの中で、意外と面倒なのが乾燥したパンや食材の食品かすです。クロスで拭き取っても取りこぼしたり、すき間に入り込んだりしてしまいます。拭いても上手に拭き取れない食品かす汚れは、ほうきとちりとりで掃き集めてしまえばいいのです。

◆無印良品の卓上ほうきが便利

無印良品掃除シリーズの「卓上ほうき（ちりとり付き）」は軽くて使いやすいと人気のアイテムです。「ほうき」とはいえ白くてシンプルなデザインは清潔感があり、フックにひっかけることも自立することもできる形状です。この卓上ほうきをキッチン掃除専用にセットしておくと色々使うことができて便利です。

◆おススメは冷蔵庫掃除

冷凍庫の細かい汚れ

一番のおススメは冷蔵庫掃除です。小さいサイズ感なので庫内に落ちた細かい食品汚れを掃き集めるのも簡単です。

特に冷凍庫では使いかけの冷凍食品や冷凍野菜からこぼれた汚れに氷が付着しているため、クロスだと張り付いて上手に拭き取ることができません。ほうきで掃き取ってちりとりに集める方が上手に取ることができます。

パッキンの汚れは「スライド掃き」で秒でキレイに

冷蔵庫のパッキン部分の溝をよく見ると、細かい汚れがたまっています。無理に押し広げたり、拭き取ろうとするとパッキンが割れてしまいます。

そこで、溝部分にほうきの穂先を軽くあて横方向に数回「スライド掃き」をすれば溜まった汚れを一瞬で掃き出すことができます。

◆その他にもこんな使い方が便利

オーブンレンジや粉ものに

パンを焼いた後のオーブンレンジの庫内には細かいパンくずが沢山落ちています。そのままにしておくと次回使った時にコゲついてこびりついたり、臭いが染み付いてしまったりします。焼き網をはずし、ほうきで掃き集めれば汚れ防止になります。また、コーヒーの粉や砂糖などの粉ものをこぼした時も、拭き取るよりも掃く方が簡単に綺麗になります。

食卓でダストパンのように

食卓の近くにスタンドさせておけばパンくずや食べこぼしなどをレストランのダストパンのように手早くサっと掃き集めることができます。あらかじめ汚れを掃き集めると食後にテーブルを拭いた時も一度で綺麗に仕上がります。

◆お手入れのコツ

お手入れ方法のコツをご紹介します。汚れてもきちんとメンテナンスすれば、長く清潔に使うことができます。

中性洗剤で洗えます

無印良品卓上ほうきのブラシ部分の素材は「ポリプロピレンと馬毛」です。お手入れの方法は台所用中性洗剤をうすめたぬるま湯にブラシとちりとりを入れ、やさしく指先で洗います。

洗ったら清潔な乾いたクロスでブラシの先を拭き取ります。ゴシゴシせずにそっと押さえるように水気を取ります。

吊るして乾燥が基本

水気を拭き取ったら穂先を下にして吊るし、風通しのよい日陰でしっかりと乾燥させます。穂先の形状にクセがつかないように必ず吊るし干しをします。

◆キッチン専用に卓上ほうきを！

卓上ほうきというと筆記用具や手芸で出るゴミなどを掃き集めるイメージですが、購入したての新しいものを最初から専用に下ろせば清潔なので、キッチン内のいろいろなシーンに使うことができます。ポイントはすぐに手に取れる場所にスタンドしたり、フックで吊るしておくことです。使ってみるとあれこれ役立つので手放せなくなりますよ！