「冷蔵室」と「野菜室」は何が違うの?料理人の回答に…『意外と知らなかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いきなりですが、皆さんは「冷蔵室」と「野菜室」の違いを正確に説明できますか?
普段なんとなく使い分けている両者ですが、その違いを詳しく理解できる方は少ないのではないでしょうか。
実は「冷蔵室」と「野菜室」には温度や湿度といった環境面で大きな違いがあり、それが保存する食材に影響を与えるのです。
今回は、普段何気なく使っている冷蔵庫について、改めて学んでみましょう!
また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ、85%の方から『意外と知らなかった!』との回答を頂きました。
両者の違いが分からない方は、ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 冷蔵室と野菜室の違いは、主に2つ!
- 「温度」の違い
- 「湿度」の違い
- 野菜だからといって全部「野菜室」に入れちゃダメ!
- まとめ
冷蔵室と野菜室の違いは、主に2つ!
普段使っている冷蔵庫の「冷蔵室」と「野菜室」の違いは、主に2つあります。
①温度
②湿度
それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
「温度」の違い
まず、「温度」から見ていきましょう!
冷蔵室の温度は通常0~5度に設定されています。
一方、野菜室は5〜8度と、冷蔵室より少し高めに保たれていることが一般的です。
もちろんこれは、お使いの冷蔵庫の種類によって設定温度が異なる場合がありますので、詳しくは説明書を確認してみると良いでしょう!
とはいえ、冷蔵室は野菜室より設定温度が低めに設定されていることは、どの冷蔵庫にも共通しています。
「湿度」の違い
続いて、「湿度」の違いについて見ていきましょう!
冷蔵室の湿度は通常50~60%程度と控えめに設定されています。
一方、野菜室の湿度は80~90%と高めに保たれているのが一般的です。
この湿度の違いが、食材の保存に大きく影響を与えます!
野菜だからといって全部「野菜室」に入れちゃダメ!
『野菜室だから、野菜を全部ここに入れればいい』と思いがちですが、実はそうとも限りません。例えば、『もやし』は低温を好むため、野菜室よりも冷蔵室で保存する方が適しています!
このように、食材ごとに適した保存環境を選ぶことが重要です!
「野菜=野菜室」というイメージにとらわれず、各食材の性質を理解して保存場所を工夫することで、鮮度や美味しさをより長く保つことができます。
まとめ
- 冷蔵室と野菜室の違いは「温度」と「湿度」
- 冷蔵室は→低温・低湿度
- 野菜室は→高温・高湿度