「石川遼がグリーン上でアプローチしてたけど、これってルールでは許されてるの?」詳しく解説します!
まずは以下の動画を見てほしい。
こちらは男子ツアー・JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品にて石川遼選手がマイクをつけてプレーした動画だ。
この場面にて石川選手はグリーン上でなんとウェッジを使って寄せ、見事パーセーブをしている。
この場面を見た視聴者の中には「グリーン上でウェッジでアプローチをすることは許されるのか?」と疑問に思った方もいることだろう。
R&Aが定めるゴルフ規則には、グリーン上でクラブを制限する文言はない。すなわちグリーン上ではパター以外の全てのクラブの使用が許可されているのである。
石川選手はこの場面において、パターで打つよりウェッジで打った方が傾斜の影響を受けずに済むと考え、グリーン上でアプローチを選択したのだ。
ラウンド中にパターが折れてしまったために、代わりに3番ウッドでパッティングを行う選手も今シーズンの男子ツアーでは見られた。
ただし一般営業のゴルフ場では、グリーン上でパター以外のクラブを使用することをローカルルールで禁止していることも多い。我々アマチュアゴルファーのプレーにおいては注意が必要だ。たとえローカルルールで禁止されていなくとも、ターフを取らない技術に自身のない人は、マナー的な観点から止めておいたほうが良いだろう。
<関連記事↓クリックしてチェック>
「松山英樹が終わったばかりのグリーン上で練習してたけど、これってルールでは許されるの?」解説します!