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【富士宮市】築150年の古民家『みつばつつじの家』で、湧水に恵まれた地区でしか味わえない料理に舌鼓!

渡辺雅来地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

猪之頭地区は、富士山三大湧水の一つとなっているほど、たくさんの湧水池があります。

富士宮市が指定している『保存湧水池』は全16ヶ所あり、そのうちの7ヶ所が猪之頭地区にあるんです。

湧水に恵まれたこの地区には虹鱒、本わさび、芹、蕗など美味しい食材が豊富にあります。

地元猪之頭地区の養鱒場から仕入れ、新鮮なニジマス料理を提供してくれる『みつばつつじの家』。

今回は、参加した"世界文化遺産都市富士宮ツアー"の一環で食事を頂くことになりました。

お店の入口に飾られている写真
お店の入口に飾られている写真

この日は曇っていて富士山が見えませんでしたが、晴れた日にはこんなに大きく富士山が見えるそうです。

全盛期だった頃のミツバツツジ
全盛期だった頃のミツバツツジ

敷地には静岡県指定天然記念物である推定樹齢600年を越えるミツバツツジがあります。数年前の台風で衰えを感じさせるものの、今年も鮮やかな花を咲かせていました。

店舗内は寛げる雰囲気
店舗内は寛げる雰囲気

店内は畳に座敷テーブルで、なんとも落ち着く雰囲気です。

天井
天井

趣がある天井。小さな電球照明がノスタルジックな気持ちを誘います。

田舎そばと猪之頭の湧水で育った新鮮なニジマス料理が堪能できる『みつばつつじの家』を『世界文化遺産都市富士宮ツアー』で参加者のみなさんと堪能しました!

千葉県から参加された富士宮愛と優しさあふれるきむじいが注文したのは、『各種蕎麦と虹鱒親子丼』

二八or田舎、温かい蕎麦orぶっかけ蕎麦、と蕎麦の種類が選べます。虹鱒のイクラが乗った丼付き!

虹鱒のイクラを一口頂きましたが、甘味が強く濃厚でした。

きむじいから一言!

「どちらも一品料理としても最高!虹鱒親子丼の旨さ×田舎そばの旨さはやばすぎでした!」

富士宮市地域おこし協力隊インターンの佐野くんが注文したのは『虹鱒丼』

虹鱒の切身と腹身と漬けが乗った丼です。

佐野くんから一言!

「程良い脂のさっぱりとした味わいで、思わず声が出るほどおいしかったです!!」

一般ピープル代表のけいこさん(ツアー中人見知りの私をフォローして下さって感謝です!)が注文したのは『虹鱒御膳』

二八or田舎、温かい蕎麦orぶっかけ蕎麦、と蕎麦の種類が選べ、刺身や丼に使用する虹鱒を贅沢に焼いて白米と混ぜた虹鱒ご飯と虹鱒のカルパッチョが付きます。

けいこさんから一言!

「生と火が通った虹鱒を食べ比べられて、暑い時でもたくさん食べられちゃうくらいおいしかったです。お腹もパンパン!ごちそうさまでした」

そして私が注文したのは『虹鱒のフライ定食(¥1800)』です。

以前お邪魔した時に、虹鱒丼のおいしさは実証済みだったので、今回はフライを食べてみました。

衣はさくさく、身はふっくらで淡白な味わいです。玉子たっぷりのタルタルソースが虹鱒の旨味を引き出し、絶品!

しかも5枚も乗っていてボリューム満点です。

定食に付いていたお味噌汁の具まで虹鱒!

生ものが苦手な方でもおいしく虹鱒を堪能できる定食でした。

年間水温11度〜13度の富士山の湧水で育つ虹鱒は成長がゆっくりで身がしまり、臭みがないのが特徴。

刺身、漬け、フライ、どんな調理法でも、格別なおいしさで私たちを魅了してくれました。

実家に帰ったときのように寛げる雰囲気、ついつい甘えたくなる優しいお母さんたちに、帰りたくない衝動が抑えられません。

駐車場とお店の間を流れる小川から梅花藻の花がゆらゆらと揺れ、富士山が見える日にまたおいで!と手を振っているようでした。

お食事処 みつばつつじの家
住所:富士宮市猪之頭 688
TEL:080-5100-0354(11:00~14:00)
定休日:火曜・水曜・木曜(祝日は営業)
営業時間:11:30~15:00(LO14:30)

地域情報発信ライター・執筆家(富士宮市・御殿場市)

身近の新しい発見や、小さな幸せを探して日々バイクで放浪しながら活動しているライターです。記事を通じてみなさまの発見や幸せに繋がれば嬉しいです。趣味はバイク、ガーデニング、猫(無類の猫好き)です。

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