【富士宮市】 ”第2回カレーうどん甲子園”金賞受賞の味が富士宮に!!『宗田鰹のかたいうどん』
9月1日から22日の間、インターネット投票が行われていた『第2回カレーうどん甲子園』。
「日本で一番おいしいカレーうどんのお店はどこだ?」をキャッチフレーズに、全国のカレーうどん愛好者の方々から「自分が一番おいしいと思うお店」に投票していただき、得票数の多かった店舗を表彰するイベントです。
この『第2回カレーうどん甲子園』東エリア(東海・北陸以東)で、なんと富士宮市の『自家製麺手打 瀧ざわ』さんが、金賞を受賞されました。
以前取材させて頂いたときも、ラーメン屋さんなのにカレーを食べている方が多いんだよなぁ思ってはいましたが、キャンプ飯といえばカレーだからでしょ?!、と気にしていませんでしたが…『瀧ざわ』のカレーの人気の理由は、そんな単純なものではありません。
カレーが好きすぎるオーナー、実はカレー屋さんを営んでいた経歴もあるそう。
…というわけで、今回は、『第2回カレーうどん甲子園』で金賞に輝いた『自家製麺手打 瀧ざわ』のカレーうどん『宗田鰹のかたいうどん』の実食レポートをお届けしたいと思います!
国産中落ち豚 濃厚カレーライス(790円)
カレーうどんを食べる前に、カレーライスの味を味わってみました。
スパイシーな香りが、食欲をそそります。ライスとルーの配分は半々。これなら最後までルーが足りなくなる心配がありません。
一口食べると豚の出汁と甘みが口に広がります。豚肉は叉焼と同様千葉県産の畜産農家から取り寄せている鮮度の高い親豚の豚バラを使用。親豚の肉はとろけるような柔らかさの秘密は、5、6時間かけてじっくりと煮込んでいるから。
そこで気になったのが、シャキシャキとした歯ごたえのある玉ねぎの食感。
これ、オーナーのこだわりで、追い玉ねぎをしているからなんだそう。
シンプルなのに、奥が深い、やみつきになるカレーです。
そして使用されているお米はグランパパキャンプ場のすぐ近くで育てられている猪之頭産コシヒカリ。玄米をその都度お店で精米して炊き上げているお米はつややかでふっくら!口に含む度にオーナーのこだわりを感じる逸品です。
宗田鰹のかたいうどん 和風カレーうどん(890円)
先ほど頂いたカレーのルーに宗田鰹の出汁を合わせた、濃厚で風味が良いカレースープに、大きめにカットされたネギ、油揚げ、グランパパで栽培されているキクラゲがトッピングされ、その上から追い鰹節(こちらは焼津産)されたカレーうどん。
吉田のうどんが好きだというオーナーの手打ちうどんは、その名の通り固い!
吉田のうどんと同等なくらい固く噛みごたえがあるもっちりした麺に、濃厚なスープがしっかりと絡みます。
しっかりとスープが染み込んだジューシーな油揚げ、色合いだけでなく味のアクセントになる甘みのある青ネギ、コリコリした歯ごたえと淡白な味の大きなキクラゲ…ひとつひとつの具材の良さを引き出しています。
最新メニューのタンメン
『瀧ざわ』のはじめの一歩はここから始まったという、創業の味、『野菜たっぷりの瀧ざわタンメン』。
タンメンの主役である白菜や付随する材料の仕入れ状況により提供が限られるようで、来店してあったらラッキーです。
是非、ご賞味くださいね。
富士宮出身のアーティスト 大和さんの作品が展示中!
『瀧ざわ』店内に、富士宮出身のアーティストであり、スタッフでもある大和さんの作品が展示されています。
力強いインパクトのあるアートは見ているだけでも、元気が湧いてきます。
訪れる度に何か新しいことが始まっている『瀧ざわ』
「これも食べてみて!」とオーナーが出してくれたのは、シンプルな炒飯。
一口食べると、驚くほど美味しいではありませんか!
ラーメン屋さんでよく聞くのは『背脂』こってりとしたうま味の強いメニューには欠かせません。この炒飯は『腹脂』が使用されています。『腹脂』はあまり市場には出回らないレアな部位。豚バラを塊で購入している『瀧ざわ』だからこその味。
おいしすぎて、商品化をお願いしてしまいました!
現在軍鶏の素揚げやオーブン焼きなどを開発中で、「準備が整い次第、夜の営業も計画をしています」というオーナーの瀧澤さん。いつも何かにチャレンジしている『瀧ざわ』を訪れると、食欲を満たしてもらうだけでなく、心にまでパワーをわけてもらえる気がします。
営業スケジュールが変わります!
今まで月曜から水曜日はお休みでしたが、10月15日より定休日は月曜日。
11時30分オープン13時30分がラストオーダーになり、利用しやすくなりました!