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Clubhouse狂騒の1週間はイーロン・マスクの登場で終わった

いしたにまさきブロガー/ライター/アドバイザー
イーロン・マスクがClubhouseにはじめて登場した

Clubhouseが日本で流行しはじめて、ざっくり1週間。最初の流行にのったみなさんは、すでに初心者マークが外れて、いわば躁状態から抜けて、自分はClubhouseをどう楽しむのか?ということを考え始めている人もそれなりにいると思います。

さて、Clubhouseが流行りはじめてのはじめての週末ということもあって、先週の金曜・土曜・日曜は平日とはまた違う様子をClubhouseは見せていました。

  • 金曜夜(1/29):招待枠が増えたことにより、ユーザーが急増しての休日前。各方面でRoom落ちまくる
  • 土曜:無言フォロー部屋やネタ部屋などの増加
  • 日曜夜:平日には出てこないようなすごい人たちの集まるRoomが立ちまくる

個人的には横槍メンゴ先生が話していると可能な限りRoomを追いかけておりました。

メンゴ先生のおかげで、マンガ家のみなさんが普段聞けない話をどんどんしてくれるのが、ホント最高でした。

また、Clubhouseらしい動きとしては、普段はやり取りしないような人たちがRoomを展開してもいました(すばらしい)。

そして、実はアメリカでは、Clubhouse運営側がTownhall meetingを開催していました。そこでは、日本や英語圏以外の国でも利用が進んでいる話もされました。

かつ、ClubhouseのAndroid版問題の話もされていました。

そして、月曜にイーロン・マスクが登場しました。

ただ、Clubhouseは現在の仕様の問題で、1つのRoomには最大5000人までしか入れません。そのため、イーロン・マスクが話をしているRoomからはじき出された人たちが集まる再配信Roomができていました。私が見ているときは、その再配信Roomが7つまで増えていました。そして、その影響はClubhouse全体にも及んでいて、他のRoomも挙動がおかしくなっていました。

イーロン・マスクが登場すると、Clubhouseのサービスそのものが不安定になるというのが、今のClubhouseの全体スケール感であることもわかったわけです。

なお、Clubhouseの技術的な背景も解析がすすんでいますし、そもそもClubhouseがなにをきっかけにはじまったのかということも話として出てきています。

日本では、まだまだClubhouseにユーザーが増え続けている状態です。この先、どうここから変化していくかはわかりませんが、Clubhouse運営側も日本の動きを見ているようですし、今後の展開が楽しみです。

※Clubhouse画面はいずれも筆者によるキャプチャー

ブロガー/ライター/アドバイザー

Webサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、2007年第5回Webクリエーションアウォード・Web人ユニット賞受賞。「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」「あたらしい書斎(インプレス)」など著書多数。2011年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザーに就任。ひらくPCバッグ・かわるビジネスリュックなど、ネット発のカバンプロデュースも好調。 #カゲサポ

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