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【河内長野市】地車の違いはコレ!70周年、10年ぶりに全地車が市役所に集結するので楽しみ方をご紹介

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市が4月1日に市政70周年を記念して、まさかのメタバースで記念式典をしたことは先日紹介しました。

しかし、リアルなイベントも行なわれることとなり、次の日曜日に70周年イベントがあります。ここでは10年ぶりに市内にある全地車(だんじり)が河内長野市役所に集結してパレード!60周年記念イベントで集結して以来なのだそうですから、10年に1度の大きなお祭りというわけですね。

こちらにチラシがあります。祝賀パレードということで、10時から26台の地車が市役所の駐車場に入場し、12時30分から順次河内長野駅に出発していきます。

市役所の駐車場
市役所の駐車場

昨日夕方の市役所駐車場です。ここに26台の地車が勢ぞろいし、セレモニーを行います。

コースを見ると市役所からキックス、ラブリーホールを経由して河内長野駅に向かうもので、市内のメインストリートで地車の曵行がみられるそうです。

地車と言えば、秋祭りで河内長野駅に続々到着する様子をいつも楽しみにしていますが、ここに来るのは10台程度で、河内長野市内のすべての地車ではありません。それが全台終結するというのですから、迫力はいつもの秋祭りとは違うことは間違いありません。

広報かわちながの5月号25ページの公民館の教室情報より
広報かわちながの5月号25ページの公民館の教室情報より

さて、地車を知って親しんで欲しいという講座が南花台公民館で行われるという情報を、広報かわちながのの5月号で得た私はさっそくセミナーに申し込みました。

ということで地車セミナーが行われた昨日、南花台公民館に行きました。

地車講座は2回行われます。今回は2回シリーズで、1回目の昨日はあさって行われる70周年の全地車集結について楽しめるポイントを紹介してくれるという内容です。

南花台公民館館長の司会によりセミナーが始まりました。

セミナーの講師は河内長野市教育委員会文化課の吉村君子さんです。吉村さんは地車のほか、日野獅子舞や西代神楽など、河内長野に古くから残っている伝統文化への造詣が深い方で、私もいろんな場所でお会いします。

いろいろな楽しみ方のお話があったのですが、その中でいくつか気になった点を紹介しましょう。

まず、19日のイベントでの風景ということで、吉村さんは各地域の地車が一堂に会する点、普段は集まらない取り合わせがあることがすごいと言います。

例えばこちらのように、高向3町と松ヶ丘、喜多の各地車が一緒に並ぶのは非常にレアなケースとのこと。

次は鳴り物の話です。鳴り物についても町ごとに特性があるとのこと。

河内長野の地車はいくつか動画も撮影しましたが、どうしても動きのほうを注目してしまい、鳴り物の音までは気にしていませんでした。動きによっていろんな鳴り物が見られるのでその点についても注目してほしいとのことでした。

たとえば、地車が「走る」ときには鳴り物のテンポがあがるなど、その状況によって鳴り物の仕方が変えているそうです。また昔は太鼓しか無かったという説もあるそうで、時代によって鳴り物の役目も変わっている可能性があるとのこと。実際に19日に確認してみることができるので、とても楽しみですね。

また岸和田の地車が有名になったいきさつなどの紹介もありました。それは1992年のテレビ番組に取り上げられたことががきっかけで、それ以前は河内長野の地車とそんなに知名度に差がなかったとのこと。

そういえば河内長野の地車は「ぶんまわし」の印象が強かったのですが、昨年三日市町駅前で「やりまわし」をしている地車を見た時には驚いたものです。

次に、見た目に同じように見える地車でもいろんな型があるので、それを見比べてみるのも面白いという話でした。

地車の細かい造りを良く見るといろいろ違いがあるそうです。板を使って作られた彫り物「板勾欄(いたこうらん)」と擬宝珠を使っている「擬宝珠勾欄(ぎほうじゅこうらん)」を使っている地車があります。

中には小塩(おしお)のように、小屋根の端がたたためる「からくり」がついているものや

高向中町のように「花戸口」と呼ばれる小さい扉がついているのもあるそうです。

地車それぞれを比較しながら、その違いを確かめてみるという楽しみができそうですね。一堂に会した日だからこそできることと言えます。

日野獅子舞
日野獅子舞

また19日には地車に加え、日野獅子舞と西代神楽も登場するとのこと。各地域で同じ日に行っているそれぞれの伝統芸能が市役所で同時に見られるのも珍しいので、注目してほしいとのことでした。

最後に次回の内容(5月23日)として、地車の歴史についての考察が行われます。さらに、実際に小塩の地車を見学するとのこと。興味のある方、参加を検討している方は南花台公民館に問い合わせましょう。

19日ですが、地車が集結する駐車場とは別に、モックル・フルル広場でもステージが行われます。今回の講師の吉村さんはあのサキタハヂメさんらとトークセッションに登壇します。日野地区獅子舞については駐車場だけでなくステージでも行われるとのこと。

地車は12時半から市役所を後にしますから、午後はこちらの方が盛り上がりそうです。

さらに中庭ではフードスペースがあり、市役所内の市民サロン・市民ホールでは体験展示ブースもいろいろあるようです。

その中には、なんとあの平尾商店さんも登場するとのこと。先日も生きた紋甲イカが生簀にいましたが、当日どんなおいしいものを出すのでしょうか?こちらも楽しみです。

ということで10年ぶりに市内の全地車が集結するというリアル70周年記念イベントをご紹介しました。これを逃すと恐らく10年後になってしまうと思われますし、地車の他にもお店の出店やステージなどがあるので、次の日曜日は市役所に足を運んでみてはいかがでしょう。

河内長野市役所

住所:大阪府河内長野市原町1丁目1-1

アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩20分

※19日当日はバスのダイヤが乱れ、道路も閉鎖される可能性があるので電車や徒歩での利用をおすすめします。

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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