球を曲げられればまっすぐ打てる！？「ライン出し」を習得するために必要なこととは【ゴルフ】

ゴルフ活動家

5/13(月) 15:30

飛距離や弾道の高さを抑えて方向を優先するショットを‟ライン出し”と言ったりする。

プロがミドルアイアンやショートアイアンで、フルフィニッシュまで振りぬかずに、肩口あたりまでのフィニッシュをとるショットのことだ。

こうすることで、インパクト前後でフェースの向きが乱れにくくなる。

ただ、このライン出しのショットにトライするのであれば、まずできるようになっておくべき技術がある。

それは、インテンショナルに、フックやスライスを打つことだ。

インテンショナルに球を曲げる

右に打ち出して左に曲がる球がフックボール。インサイドアウトのヘッド軌道で、（右打ちの場合）その軌道の向きより少しだけ左を向いたフェースの向きでインパクトすればフックボールになる。

左に打ち出して右に曲がる球がスライスボール。アウトサイドインのヘッド軌道で、その軌道の向きより少しだけ右を向いたフェースの向きでインパクトすればスライスボールになる。

ライン出しを覚えるということは、フェースの向きをコントロールする意識を高めるということ。

ヘッド軌道やフェースの向きを自在にコントロールできてこそ、再現性高く、スクエアなヘッド軌道とフェース向きでインパクトし、ラインを出せるのである。

‟ライン出し”というと、ゴルフしている感が出てカッコよく感じるかもしれないが、インテンショナルに球を曲げられない段階で、それに手を出しても、良いプレーにはつながりにくい。

ライン出しにトライし、成果をあげるためには、まず、球を曲げて‟遊ぶ”ことから始めることをおすすめする。