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【日光】夏のいちご狩り8月10日スタート!「Mt.berry 奥日光」なつおとめ旨~!

フルリーナYocライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市・益子町・那須町)

フレッシュいちごが店頭から姿を消す夏。おいしいいちご、夏でも食べたいなあ・・・って思うことありますよね。そんな願いを叶えてくれるいちごファームがあるんです! そのファームの場所は、夏でも涼しい奥日光・戦場ヶ原。2022年8月10日~9月30日まで、いよいよ「天空のいちご狩り」が開催されます!一流ホテルやレストラン御用達の高級いちごを30分食べ放題で楽しめます。今回は、そんな天国みたいな「Mt.berry 奥日光」のいちご狩りをご紹介します。

夏いちごは酸っぱい~って思ってない?

夏にとれる夏秋いちごは、どうしても冬から春にとれる一季成りいちごより、酸っぱくて味が落ちる、というのが定説。ところが!奥日光には、冬いちごにも負けない、おいしい夏秋いちごがあるんです。

その夏秋いちごは、岡崎ファーム ”Mt.berry 奥日光" の、天空の高原いちご「奥日光なつおとめ」。

筆者が初めて、天空の高原いちご「奥日光なつおとめ」に出会ったのは2020年。「奥日光に、夏でも美味しいいちごを作っている農園があるらしい」・・・そんな噂を聞き付けて訪れたのが、岡崎ファーム「Mt.berry 奥日光」との出会いです。

「なつおとめ」は、2011年に品種登録された、栃木県農業試験場いちご研究所が開発した夏秋いちご(四季成りいちご)。甘みと酸味のバランスの良い高品質の夏いちごです。しばしば切り口に現れるハートマークも可愛い!

はじめて食べたMt.berry 奥日光の「奥日光なつおとめ」は、もう衝撃的な美味しさでした。私の知ってる夏いちごと、全然違う味!

まず驚いたのが、その香りの素晴らしさと甘み!
筆者が「なつおとめ」を食べたのは、この時が初めてではなく、それまでに何度か買って食べたことがありました。夏いちごとしては格段に甘みと酸味のバランスが良いものの、やはり冬のいちごには及ばないなあ・・・というのが正直な感想でした。

しかし!Mt.berry 奥日光の「奥日光なつおとめ」は、別の品種? って思うくらい味が違ったのです。口の中に広がる華やかな香り、そして、しっかりとした甘みと爽やかな酸味。冬のいちごに勝るとも劣らない美味しさです。なぜに?どうして?・・・しばらく、脳内混乱しました(笑)。

奥日光の自然が育む「奥日光なつおとめ」だからおいしい!

そのおいしさの秘密は、標高1400メートルに位置する戦場ヶ原ならではの気候と恵まれた自然、そしてMt.berry奥日光の農園主・岡崎さんの妥協を許さない、こだわり抜いた栽培法にあります。

奥日光・戦場ヶ原の気温は、夏の昼間でも約25~30度、夜は約10~15度と涼しく、男体山からは冷たい風が吹き下ろします。この大きな寒暖差と夜間の涼しさ、そして、日光連山から流れる雪解け水を含んだ清らかな水が、高品質の「なつおとめ」をたくさん実らせるのです。

また奥日光の中禅寺湖から戦場ヶ原の辺り一帯は、梅雨のシーズンでも、男体山が雨雲を遮るため、雨雲の中にぽっかりと青空が見えることも多い場所。そうして太陽の光をたくさん浴びた苗は、甘みを増すために必要な光合成をしっかりと行って成長し、夏秋いちごでありながら甘くておいしい「なつおとめ」を実らすことができるのです。

こだわり抜いて育てる「奥日光なつおとめ」だからおいしい!

また、園主・岡崎さんの丁寧でこだわり抜いた栽培法も、おいしい「なつおとめ」が実る大きな理由。

岡崎さんは減農薬栽培を基本として、土づくりから手間暇をかけてイチゴを丁寧に育てます。今年のいちごを実らせる苗は、前年の夏秋に親株から増やし育てた苗。冬はわざわざトラックで山下げ(苗を暖かい場所に移動・木和田島)を行うことにより、寒い冬を越え、なるべく早い時期から定植作業を行うことができます。

年が変わり気温が上がる季節になると、雑草予防・乾燥防止・地温(土の温度)の上昇抑制のため、苗のまわりに白いマルチを張ります。

他にも様々な、細かい栽培工程がありますが、ご紹介しきれないので、詳しくはMt.berry奥日光のブログをご覧ください。

こうして手間暇をかけて育てられた「奥日光なつおとめ」は高い評価を得て、岡崎さんは2021年栃木県農業大賞 芽吹き力賞の知事賞も受賞。奥日光なつおとめは、栃木県内外の有名シェフたちの心をも捕らえ、ザ・リッツ・カールトン日光や、日光金谷ホテルをはじめとした有名ホテルやレストランのスイーツなどでも使われています。

夏のいちご狩り、いよいよ8月10日から開催!

この絶品いちごを30分食べ放題で楽しめるのが、2022年8月10日から9月30日まで限定で開催される「天空のいちご狩り」。有名ホテルご用達の「奥日光なつおとめ」を、一番おいしい完熟の状態で楽しめる夢のようないちご狩りです。

いちご狩りの集合・受付場所は、岡崎ファーム「Mt.berry 奥日光」。赤沼駐車場奥の私道を入って行った先にあります。

「天空のいちご狩り」は少人数完全予約制なので、早い者勝ち!
いちご狩りは、少人数なので、混みあうことなく、ゆっくりと楽しめますよ。

いちご狩りは30分食べ放題。摘み取ったいちごはその場で食べても、ハウス内の休憩スペースで食べてもOK! ただしハウス外への持ち出しはできません。感染対策のため、触れたいちごは、必ず摘み取って食べてくださいね。

いちご狩りでは、なつおとめ&よつぼし、2種類の食べ比べができます。なつおとめは甘みと酸味のバランスがよく、よつぼしは甘みの強い品種です。

Mt.berry奥日光のなつおとめは、練乳をかけたらもったいない美味しさですが、練乳&チョコレートソースをかけることもできます。通常は有料ですが、Mt.Berry奥日光のインスタグラムフォロー、もしくは、Mt.Berry奥日光・公式LINEの友達追加で無料になります。練乳&チョコがお好きな方は、いちご狩りの前にフォローをお忘れなく!

さあ、それではいちご狩りのスタート!Mt.berry奥日光の いちご狩りは高設栽培なので、ベビーカーや車いすでもOKです。

いちごを摘む時には、人差し指と中指でいちごを挟んで、クイっと手首を回すようにしていちごを持ち上げるときれいに摘めます。お子さまなど、手で取るのが難しい方は、ハサミも借りることができますので、お申し出くださいね。

おいしい完熟いちごの見分け方は、色・艶・ヘタに注目を! いちごは完熟すると、ヘタ近くまで全体が赤くなり、つやが出て、ヘタが反り返ってきます。小粒でも大粒でも完熟していれば、甘くておいしいです。

この写真は大粒のなつおとめ。ひと口いちごを噛むと、口の中にジュワジュワ~と甘い果汁があふれて、もう最高でした!

いちご狩りは、食べるだけでなく見る楽しみも! みずみずしい緑の葉に映える真っ白な花は、清楚でかわいらしく、見ているだけで笑顔になっちゃいます。

摘み取ったいちごは、その場で食べても、ハウスの中の休憩スペースで食べてもOK!

山盛りいちごは、インスタ投稿したくなっちゃう可愛らしさ!

完熟いちご、ジャム、アイスクリームの販売や、発送・通販も可能!

いちご狩りでお腹がいっぱいになったら、お土産や贈り物にいちごを買うこともできます(発送も可能)。

ハウス内ショップや通販では、Mt.berryオリジナルのジャムも販売しています。完熟の『奥日光なつおとめ』をふんだんに使った贅沢なジャムで、低糖度(砂糖使用量30%)、添加物や保存料、着色料も一切不使用!

さらに近日中(今週末か来週あたり)には、オリジナルのアイスクリームも発売開始されるとのこと! こちらも、もう、待ちきれません!

暑さの厳しい夏、避暑地・奥日光は涼しくて天国のような場所。
壮大な大自然に抱かれながらの、夏のいちご狩りは、ファミリーにも、カップルにも、熟年のお出かけにもおすすめです。「天空のいちご狩り」は人気もクチコミ評価も高く、予約が埋まってしまうことも多いので、早めに予約を入れてくださいね。

撮影協力:Mt.berry奥日光

<Mt.bery奥日光 いちご狩り>
開催期間:2022年8月10日~9月30日
開催時間:10:00~10:30、14:00~14:30 の2回開催
 ※現在生育状況の関係で午前の部のみ受付していますが、順次午後の部も受付開催します。その際は、Mt.berry奥日光のSNSでお知らせいたします。
料金:大人(中学生から)2,500円、小人(小学生から)1,500円、3~5歳1,000円
品種:なつおとめ、よつぼし(※生育状況により、なつおとめのみになる場合もあり)
予約:予約必須、HP、またはじゃらんから予約
 ※現在表記の開催日は数日間のみとなっていますが、順次、開催日が追加されていく予定です。
集合場所:Mt.berry奥日光

<感染症対策>
・当日受付の際検温と消毒を行います。当日、熱がある方のいるグループはご参加を取りやめていただく場合があります。
・使用する椅子やテーブル、カップ・ボックス等は各回終了後、消毒を徹底します。
・ご来園の際はマスクの着用をお願い致します。
・農園でのいちご狩りの説明は極力、飛沫防止の為案内ボードや説明がきを利用して行います。
・練乳・チョコソースの追加はスタッフで行います。ご了承ください。

Mt.berry 奥日光
住所:栃木県日光市中宮祠3153-2
電話: 090-7016-6358
アクセス:JR日光駅・東武日光駅より東武バス【湯元温泉行】乗車(約60分)、「三本松」停留所下車 徒歩1分
公式サイト:Mt.berry奥日光
.Instagram:Mt.berry奥日光インスタグラム

ライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市・益子町・那須町)

自然と美味しいものが大好き。92歳のばばちゃまをのせた車いすを押して、心に響く風景や美味しいものを求めて、あちこち出没しています。Yahooエキスパート、日光市観光協会公式WEB「日光旅ナビ」、トラベル.jp、その他多数の旅行・グルメ情報webサイトに寄稿しています。

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