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必ず元の場所に戻る「わかりやすい簡単ラベル2種」

江川佳代整理収納コンサルタント

私は、整理収納のプロとして2007年から広島を拠点に活動しています。

ここでは、みなさんの「お片付けのお悩みを解決する」ため、ちょっとした収納術や考え方について配信しています。

ところでみなさんは片付けという意味を知ってますか?

片付けとは、「元の場所に戻す行為」です。

例えば、家に住所があることで、郵便物や宅配便が届くように、モノに正確な住所を決めることで「使ったモノ」を「元あった場所に戻す」でモノを探さなくてよい状態になる。

※これについてはこの記事で詳しく書いています。

家の住所が明確であればあるほど、正確に郵便物や宅急便が届きますが、住所が不十分な記載だとほかの家に届いたり、届かなかったりします。

モノにおいても同じことが言えます。「場所」を決めたらその「場所」は関わる人が全員わかるようにすることで誰でも戻す、片付けることができるようになります。

「わかるようにする」方法として「ラベル」を貼るという方法があります。
一般的には下の画像のように文字でラベルを書くことが多いですよね。

中に何がはいっているのかわかるように文字ラベルをつけています
中に何がはいっているのかわかるように文字ラベルをつけています

しかし、案外「文字ラベル」はスルーする人が多いのです。そこで、私は認識しやすい2つのラベルを取り入れています。

■色ラベル

もちろん「文字のラベル」で家族や職場のみなさんが収納してくれる場合は問題ありませんが、文字が読めない幼い子どもでもわかるラベルの一つとして下の画像の「色ラベル」をおススメします。

※色の識別がむつかしい場合は、ハート形、星形、丸型など形のシールも活用しています。

戻してほしいフックと鍵に同じシールを張り付けておきます。
戻してほしいフックと鍵に同じシールを張り付けておきます。

また色ラベルは、本の収納にも活用できます。戻してほしい棚の色と本やカタログに同じ色のシールを張り付けておきます。この方法は下記の画像のようにオフィスでも提案しています。

棚の色と同じ色を戻してほしい本やカタログに張り付ける。
棚の色と同じ色を戻してほしい本やカタログに張り付ける。

■「現物画像」

次におすすめするのが「現物画像」です。写真のようにリモコンの大きさ大にした同じ写真画像を戻してほしい場所に貼り付けます。画像であれば一目でわかり、その場に無いこともすぐにわかります。ゲーム機などもこの方法をお客様の家でも提案しています。

真ん中のリモコンだけが戻っていないことが一目でわかる
真ん中のリモコンだけが戻っていないことが一目でわかる

■まとめ

モノを戻しやすくするためには、モノの場所が一目でわかることも重要ポイントです。

決めた場所に家族や職場の人が戻してくれない場合は、一目でわかる「色、形ラベル」「現物画像ラベル」を取り入れてみてはどうでしょうか?

筆者 江川 佳代【江川佳代整理収納コンサルタントオフィス代表】

「収める」だけの収納ではなく、家族構成など個々のライフスタイルにあった、整理収納法や働き方改革につながるオフィスの環境改善の研修、セミナー、コンサルティング、収納サービスを実施。企業・学校・PTA・自立就労支援団体・イベントなど多方面からの依頼多数。

整理収納アドバイザー1級認定講師として、全国の整理収納アドバイザー育成にも力を注いでいる。「片づけを通じて人間力を磨く」を理念に、2014年一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所を設立、理事就任。

サービス内容→ホームページ

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効率重視の暮らし方&時短収納&料理&アラフィフファッション→Instagramはこちら

整理収納コンサルタント

「整理収納」を通し、快適な仕事や生活をおくるための提案をしています「収める」だけの収納ではなく、家族構成など個々のライフスタイルにあった、整理収納法や働き方改革につながるオフィスの環境改善の研修、セミナー、コンサルティング、収納サービスを実施。企業・学校・PTA・自立就労支援団体・イベントなど多方面からの依頼多数。

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