田原大橋線の「緑が浜」交差点の近くに、田原市緑が浜公園があります。今回はパターゴルフに行ってきました。

緑が浜公園は、野球場やテニスコート、多目的グラウンド、パターゴルフ場、バーベキュー広場、などがある海浜公園です。

▼受付の様子

受付は田原市緑が浜公園センターハウスの中にあります。代表者の名前と電話番号を記入。大人310円、小人100円。予約なしでプレーできます。パターやボールは借りるため、特別な準備はいりません。ルールも簡単で小さな子どもから高齢の方まで、気軽に参加できるところが嬉しいです。

受付を済ませ、ゴルフボールとパターを選びます。パターは大人用、レディース用、こども用があります。選んで出発…その前に、お手洗いの場所をチェック。お出かけ先のお手洗いの場所は気になるもの。こちらはセンターハウスや駐車場、多目的グランド付近など敷地内に4ヵ所あります。

パターとボールを手に取り「パターゴルフ場入り口」と書かれたゲートへ。左に進むと1番ホールが見えます。1ラウンド18番ホールまであり、パンフレットには所要時間90分と書かれています。

▼看板にはルールとエチケット。パター以外のクラブを使わないことや運動靴を使用することなどが書かれています。

すぐ隣にある広場ではサッカーの試合が行われていて、こども達の声が聞こえてきます。雀の鳴き声もチュンチュン。新緑と木洩れ日が気持ちいいです。

通常のゴルフでは、打つ場所によってクラブの種類を変えるそうですが、パターゴルフは1本のパターでコースを回ります。

傾斜がつけてあったり曲がっていたり、コースそれぞれに特徴があります。私は10年程前にパターゴルフに参加して依頼、久しぶりにクラブを持ちました。「ボールが入りそうで入らない！」時もあれば、思いも寄らないコースを辿ってカップインすることも。印象に残っているのは7番と最後の18番です。

7番はこども達いわく「きょうふのコロコロゾーン」。見た目にはわかりにくいのですが、地面に傾斜があり、確かにボールがカップに近寄れない…そして止まらない…。何度もカップ横を通り過ぎました。「ピンに当てて入れるのがポイント」だそう。

7番ホールの後、気持ちが逸れてきた子どもたち。9番ホール付近で、「トカゲがいた！」と言って、落ち葉をガサゴソしはじめました。この近くには椅子と机があります。後ろのお客さんは迫ってきているかな？と見回すと、まだまだ離れた所。椅子に座って一休みすることにしました。こちらの近くには、自動販売機もあります。

気を取り直して10番ホールへ。途中、黄緑色の新芽を発見。何の木なんだろう？と近づいてみると「はまぼう」の札が掛けてありました。

こうして名前が書かれていると、何の木なのかわかって嬉しいです。はまぼうは夏に黄色い花を咲かせる落葉低木。塩性植物といって、海の近くで生育する木だそうです。7月頃には爽やかな色合いの花が見られるといいですね。パターゴルフの敷地内にはソメイヨシノやオオシマザクラの木もあり、時おり吹く風に、はらはらと花びらが舞っていました。

さてさて最後の18番ホール。坂道の上には3ヵ所の穴があいていて、入ると後ろ側に出てきます。立体的なコースはパターゴルフならではで面白いですね。

すべて回り終わってから合計点を算出。久しぶりにしては、なかなか良い調子なのでは？と思っていましたが4人中4位でした！

終わったら、借りたボールやクラブはセンターハウスに返却します。「続けてもう一度！」の場合も、センターハウスで支払いを済ませてからプレーに戻りましょう。

この日、前方には2組が、後方にも2組がコースを回っていました。女性グループや家族連れなど、いずれも4人程のグループで、混み合うことなく進みました。タイミングによっては、前のグループがプレーを終えるのを待つことも。今回は、大人2名子ども2名で18ホールを一巡りする時間は60分程でした。

こちらのパターゴルフ場では、月に1度ニアピン大会が行われます。月によって開催曜日が変わります。4月は第4土曜日開催です。9時から16時の間、チャレンジは一人1回、場所は1番ホールです。受付を済ませて向かいましょう。

ニアピン大会の日は、普段の週末と比べると少しお客さんが多めだそう。大人、こども各々上位3名の名前が受付の壁に張り出され、お菓子などの賞品があります。「月に1度パターゴルフの腕試し」も一つの楽しみになるかもしれませんね。