世界的パワースポットのセドナのエネルギーのすごさとは ヒーラー界のティーチャーに聞く3
セドナのヒーラー界のティーチャーに聞く3実際に、セドナに行って変化したこととは?
NY生まれ、NY育ちの形而上学ティーチャー、クレッグ・ジュンジュラス氏。偶然に知ることになったセドナという土地。そこに、必然性を感じて、自らの人生の方向転換をする。
そこに、待ち受けていたものは? 人生を変えるということの本当の意味とは?
Q 実際に、今まで自分でチャレンジして、手に入れたものはどんなものがありますか?
こういうことを願って、こういうことにチャレンジして、こういうことがかなったということをいくつか教えてもらえますか?
A 僕の奥さんのアンに出会ったこととか(笑)。
Q そうですね(笑)。お互いに愛されていますものね。心から大好き、愛していると思える人に出会い、人生をともに生きていくこともチャレンジであり、夢の実現ですよね。素敵ですね。あきらめていたことですら、実現したこともあるんですよね?
A 数年おきにそういうことが起きています。今の仕事を辞めて、新しいことをしたとか。絵を描き始めたとか、小説を書いたとか、音楽を作り始めたとか。それに加えて、心理学とか、サイキックを勉強したりとか。サイキックの領域に扉が開けば、そちらに行ったり。
Q つまり、思うだけではなくて、ちゃんとその都度、行動しているってことですよね?
A そうです。僕は、ずっと小説が書きたかった。でも、学生時代は、そういう勉強はしなかった。自動車整備の学校に通いました。カレッジに入るために、夜間学校にも行かなければいけなかった。僕は、ソングライターにもなりたかったんです。繰り返しますが、僕は今、62歳です。そして、今、やっと1枚目の音楽のCDに取り組んでいます。だから、自分の夢をあきらめないんです。
Q いくつになっても大丈夫ですね。
A そうです。僕は、小説を書きたかったので、30年以上かけて、その本に取り組んできて、数年前に執筆を終えました。僕はあんまり文章を書くのがうまくなかったので、うまく書けるにはどうすればいいかというようなハウツウの本を読んだりしたんですね。人生というのは、さまざまな方向に自分を引っ張っていくんです。7年間、その小説にふれてなかったんですが、また、書き始めました。だから、自分の夢をずっと生かし続けるんです。手をつけていなかったとしても、生きたままにしておくんです。そして、その間に自分のスキルを育てていくわけです。
Q じゃあ、あきらめたと思ったものも、やめたと思っていたものも、また、始めてもいいんですね。動き出してもいいですね。
A そうです。もちろんです。僕は、ある曲を書きました。『インナーグロー』という曲です。あなたが転んだり、失敗したり、または、負けたりしても、また、一から始めればいい。
Q いいですね。胸にしみますね…。話を戻しますが、そういうチャレンジの気持ちがつねにあったから、地図で針を刺した見知らぬセドナにさえ、受け入れて、行くことにしたんですね。自分の気に入る場所に、こっそりピンを刺しなおしたりしなかったんですね(笑)。
A そうですね(笑)。内側の私が、そこに行く必要があるというふうに感じたんですよね。そこが、サイキックの人がたくさん住んでいる場所だとは思わなかったんですが、なぜか、心に響くものがあったんです。
Q セドナがどういう場所か知らなくても?
A はい。全く知りませんでした。聞いたこともありませんでした。フラッグスタッフの真下にピンが刺さったんですね。すると、僕の生徒の一人が、「僕たち、毎年、そこに行くんです。パワフルな場所なんですよ」と言ったんです。ですが、何年も僕はそこに行くことに抵抗しました。
Q そうなんですか?!
A そしたら、突然、そこに行くことが適切だと感じ始めたんです。瞑想しました。僕が1万ドル貯金をしたら、そこに行こうと思いました。それは10か月分の家賃なんですよ。私はビルで働いていました。そこで、チーフエンジニアになったので、給料が上がりました。そして、もっと責任が増えて、残業代も出ました。妻のアンの父親がなくなりました。アンにとってもNYに居残る理由がなくなったんですね。それは、10月のことでした。1万ドルの目標を上回る1万5千ドルまで蓄えて、トラックをハイヤーして、3千ドルくらい払って、1年分の家賃を持っていきました。仕事がすぐに見つからなくてもいいように。
Q それは、ピンを刺して、どれくらいの期間だったんですか? セドナに引っ越しまで。
A 10年ぐらいかなあ。
Q え? そうなんですか?! その間にセドナがどんな場所か確認しに行ったんですか?
A 引っ越す前にアンがどこに行くにしても、一度は行ってみたほうがいいと言いました。僕は行く必要ないよと。2年間くらいだったら、どんなところにも住めるよと言いました。いつだって、また、NYに戻ってこれるさと言いました。だけど、アンのアイデアは賢いと思ったので、じゃあ、セドナに行ってみようということになりました。そしたら、アンがすごく気になったんです。友だちの家のポーチに僕がいて、僕の髪がなびいているのを見て、クレッグはここに属しているようだわと言ったんです。実際、セドナに引っ越して、いたるところに自分のポスターを貼って宣伝しましたが、誰も僕のクラスに来ませんでしたね。だって、考えてみたら、先生と言われる人たちがいっぱいいるところに来てしまったから(笑)。アンは、縫い物の仕事につきました。アンは、NYでは、服飾の学校の先生だったんです。でも、セドナでは、1時間6ドルの時給で縫い物の仕事をしていました。僕はチーフエンジニアから、時給8ドルで大工仕事をしていました。
Q それまでにNYで培ったステイタスを捨てて、キャリアを落としてでも、セドナを選んだ最大の理由はなんですか?
A 人が動く時には、本当は、導かれているんですよね。そして、繁栄していくんです。肥えた土に何かを植えて、太陽が当たれば、作物ができますよね。同じ種を植えても、もしその場所が日陰だったり、乾いた土地だったら育ちませんよね。
Q なるほど。すべての条件がそろったんですね。機が熟した。10年間という時を超えて、タイミングがやっと来たんですね。
A そうです。そして、セルフワークもしました。どんな仕事でも与えられた仕事、自分がいいと思える仕事をしました。もし、いい仕事をしているならば、あなたはその仕事を嫌いになるはずはないですよね。
Q なるほどね。
A 誰かを喜ばせるんじゃなくて、ただ、自分の仕事をやるんです。
Q 仕事をしているにしても、何か違和感を感じる、という些細な気持ちを大事にしないといけないですね。なんか違う、この仕事でいいのかと。幸せを感じられるかどうか。このままでいいのかを。
A そういう質問は毎年、自分自身に問いかけるべきですね。自分の誕生日にするべきです。
Q なるほどねえ。
A もし、その答えがノーだとしたら、じゃあ、どう自分を変えていけばいいのか。お金を得る方法は、何千通りもありますよね。例を言うと、以前、僕は日本に来すぎていて、滞在期間も長すぎて、労働時間も長すぎました。だから、それを全部半分にカットしました。そしたら、経済的に深刻な状況になりました。だけども、もし、働きづめの状況を続けていたら、僕は病気になって、来れなくなっていたと思います。で、今は、前よりも多くの人が僕のところに来てくれます。また、以前と同じような経済的な状況に戻ったんですよね。もし、働きづめになっていたら、僕は倒れてしまって、イベントもキャンセルになって、収入の半分を病院に支払わないといけなくなっちゃったと思います。
Q 結局、稼いだお金を医療費に使うことになるわけですよね。それだと、本末転倒ですよね。セドナに引っ越してから、実際、クレッグはどういうふうに変わりましたか?
A 歳取りましたね(笑)。
Q それは、アメリカンジョークですか(笑)。
A はい(笑)。より自信が増しましたよね。そして、人ももっと愛せるようになりました。そして、以前ほど、人の目を気にしなくなりました。そして、今、この瞬間、僕の真の仕事はなんだろうというふうに考えるようになりました。正直に言うと、今年が僕の最後の年だったら、次の年のクリスマスはもう迎えられないとしたら…、僕は、それでいいです。僕はいい人生を過ごしたと思いますし、真の人生を生きたと思います。僕は人生を生きるために待ってはいません。僕は、毎日、日々、人生を生きているというふうに思います。セドナによって、たくさんの恐れをクリアにすることができました。そして、真のパワーを表に出すことができたように思います。
Q 素晴らしいお話ですね。セドナに行ってみたいと思う日本人は多いのですが、そうは言っても、なかなか行けないんですけど。クレッグは今後も日本に来る予定がありますか?
A 僕は日本に1年に2、3回は来るようにしています。
Q なぜ、そんなに日本に来てくださるんですか?
A 僕がやるべき仕事をするためにです。
Q 日本人というか、日本に何か特別な思いがあるのですか?
A 元々、日本のある学会からぜひ講演をしてほしいと声がかかったんです。その学会というのは、スピリチュアリティとサイエンスを統合しようとしていたんですね。その頃、株式会社クラブワールドの大村真吾さんが僕のクラスを多くの人に体験してもらおうとしたわけです。それまでには、真吾さんは、日本人の方をセドナに連れてくるようになっていました。僕は、はるばる遠くからセドナにやってきた日本人のクライアントの目を見ました。そこに、古代の叡智を見ました。だけれども、それと同時に、制限も見えました。社会的プレッシャーとか。産業化とか、学校が抑圧しているとか。他の人と同じようにしないといけない、他とは違ってはいけないというところ。僕は日本に来ないかと誘われましたが、初めは、ちょっと怖いと思いました。僕は無礼で、社会的ではないので(笑)。
Q 正直者ということですよね(笑)?
A そうです(笑)。僕は隠さないんですよね。アメリカでは、60年代は、社会的な革命がありました。より自由になっていこうという動きがありましたよね。だけど、その時、まだ、日本にはそういう動きが起こっていない。日本人たちは、この日本全体を復興、再建していますよね。でも、一方で、制限されています。一生懸命、国を再建するために働かないといけなかった。
Q クレッグから見たら、なんかこう、日本人は抑圧されているようなイメージがしたんですか。
A 僕が思ったのは、日本人は、忙しいなということと、正しいことをやろうとしていること。親の面倒を見て、子供の面倒を見て。ヒッピーの目覚めみたいな、自由になろうという時期がなかったなというのが見えました。僕は、世界中の教えを学んでいます。そして、60年代、70年代に学んだ、自由というものを教えようとしています。それをエネルギーのギフトとして、伝えようとしています。
Q 今、日本に来て、何年くらい教えられていますか?
A 2008年からだから、6年以上です。
Q 日本の方たちは、変化したり、いいことが起きていますか?
A はい。そうですね。でも、東京で電車に乗った時には、そういう変化は見られませんが(笑)。変化を見分けるのは難しいですよね。みんな、下を向いて、iPhoneを見ているので、目が見えないので。だけども、僕が自分のガイダンス(内なる声)に、「どうして僕は日本に来ているんだ」と聞いた時に、二つの答えが返ってきました。一つの答えは、日本の女性たちが本来持っている力に気づき、その力が発揮できるように手伝いをすること。日本人の女性たちは目覚めています。そして、準備ができた男性たちを助けるんです。男性たちを目覚めさせるということですね。そして、二つ目は。僕は、環太平洋火山帯でワークをしています。それは、地球のパワーが上がってくるところなんですよね。溶岩とか、地震とか。だから、僕は、カリフォルニアの西海岸、日本、ニュージーランドでも教えています。ペルー、アカプルコ、アラスカ、インドネシアでも教えるつもりです。そういうところにパワフルなスピリットが生まれているんだけれども、まだ眠っているような状態です。
Q では、私たちは目覚める必要があるんですね?
A そうです。女性たちは、すでに目覚めています。そして、力を得ています。男性はほとんどが仕事に集中している状態です。だけども、僕のクライアントの多くの人、36歳~46歳の間の人は、大学を終えて、子供たちも育って、これからの人生をどうやっていけばいいかという人たちですよね。結婚している女性だったら、男性が働いてお金を稼いでくれるからより自由になれますよね。だから、自分が変化できるっていうシステムを女性のほうが学んだら、旦那さんが今度は変化できるように助けてあげることを願っています。
Q 選ばれた人だけではなくて、どんな人でも変化はできますか?
A 誰でも変化できる可能性、潜在性は持っています。人生の中で揺さぶられるような体験をして、「変化しなさい」という信号が来ても、椅子にしがみついているようだったら、頑固になっているようだったら、変化はしません(笑)。僕は走っているんだよ、このハムスターのケージの中で、走って頑張っているんだよというふうに。通常は、危機的状況が起こって、人は、心の扉をノックされて、目覚めるということがよくあります。
Q 何かクラッシュが起きて、気づくということなんですね。それが変化するきっかけになるんですね。
A そうです。セドナと日本について、一つ、興味深い点があるんです。僕がクライアントの目を見ると、その人の過去生が見えるんです。日本だと、ほとんどの場合、ネイティブアメリカンの顔が見えるんです。
Q セドナはネイティブアメリカンの聖地ですよね。偉大なるスピリットですね。
A はい。
Q 最後に、この記事を今、読んでくださっている方に、これはぜひという、何かキーワードがあったら、教えてください。
A もう一曲、僕が作った曲がありまして。CDには、入らない曲です。「メディスンウーマン」という曲があります。メディスンウーマンである彼女はその中でこう歌っています。
「目覚めなさい。目覚めなさい。目覚めなさい」
それは、自分が見ている夢を超えて、そして、自分の身の回りにあるリアルなものを見てくださいということです。そして、人生の中でアクティブになってくださいということです。
アクティブというのは、能動的になってくださいということです。リアクティブではなくて。反応するのではなくて、自分が能動的になること。アクションを起こしください。そして、この世の中をよりよい社会にしてください。そして、被災地にエネルギーを送って。
僕は、子供たちのために段ボール箱におもちゃをいれました。ちっちゃな電車のおもちゃ。
地震や洪水の犠牲者のために、お金も寄付しました。そして、身近にいる人の生活をよりよくすることもやっています。職場をよりよくするために何かをする、または、近所をよりよい状態にするために何かをする。
Q できることから始めるのですね。
A そうです。例えば、子供たちや介護施設の人たちに何かをする。職場のデスクに小さな植物を置くのでもいい。小さなことでもいい。そして、自分にもいいことをするんです。職場に行く時に、海の音のCDを聞くとか、ダライラマの声を聞くのでもいい。一週間に一回の女性の集いに参加するとか。本を読むとか。それが、あなたを目覚めさせてくれるんです。内側には、真のあなたというのが待っています。神に問いたければ、鏡の中の自分の目を見てください。本当の自分を見たければ、自分自身の目を深く見てください。目覚めてください。あなたにのしかかっている古いプレッシャーは、取り除いて。
Q ということは、今がタイミングということですね。
A すべての瞬間が、今、なんです。
Q なるほど~。
A 今晩は、あなたの質問に答えることによって、この世の中をよくしようとつとめました。これから、僕はミュージックプロデューサーに会います。そして、音楽に取り組んで、どうやって、この音楽をよりよくしていこうかと話します。明日はオフです。洋服を洗濯して、アイロンをかけて、メールをチェックして、そして、テレビを見ます。
Q セドナのティーチャーでも洗濯はするんですね(笑)。自分自身で。
A そうです(笑)。
Q クレッグに会いたい人は、セドナに行くか、日本に来られるのを待つかですね。
A そうですね。でも、僕は旅をよくします。シアトルの本屋さんでも教えていますよ。僕の孫たちがシアトルに引っ越したので。だから、本屋さんを訪れて、「僕は先生なんだけど、
ここで教えてもいいですか?」と。僕の息子と孫を訪れながら、本屋で教えることもやっています。
Q そうですね。どこにいても、どんなことでも、いつからだって、何かを始めることができますね。今日は、本当にありがとうございました。
A こちらこそ、ありがとう。
★次回、クレッグが来日するのは、2015年3月になります。(株式会社クラブワールドにて、情報公開)
クレッグは、クラスの最後にこんなことを言います。
「では、宿題を出します。これは、提出しなくてもいい宿題です。
どうか、今日は、自分自身に特別なことをしてあげてください。
マッサージを受けにいくのでもいい。
温かいお風呂に入るのでもいい。
見たかった映画を観にいくのでもいい。
美味しいディナーを食べにいってもいい。
自分自身が喜ぶこと、うれしいこと、癒されること、なんでもいいから。
どうか、楽しんで」
'''「CHANGE YOUR STATES」
自分の状態を変える。新しい年、クレッグからのメッセージです。'''