人生に迷っている人へ。ニーチェの名言「不幸な結婚を生み出すのは、友情の…」英語&和訳
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はフリードリヒ・ニーチェの名言をご紹介します。フリードリヒ・ニーチェ(1844~1900年)は19世紀を代表するドイツの哲学者です。
今回は人生に迷っている人に届けたいニーチェの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に迷っている人へ。ニーチェの名言「不幸な結婚を生み出すのは、友情の…」英語&和訳
「不幸な結婚を生み出すのは愛の不足ではなく、友情の不足である」
フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)
家族や友人と良好な関係を維持していくにはどうすればいいのかなと。
相手と打ち解ければ打ち解けるほど、その人の細かい行動も目に入りやすくなりますよね。食事の仕方であったり、小さなクセであったり、そういったことでイライラしてしまったり。
たとえ相手が家族であっても、親友であっても、恋人であっても、良好な関係を維持しようと思えば、一定の距離は必要だと思うのですね。それは物理的にも精神的にも。
社会に出て一人暮らしを始めて、そこで初めて親の有り難さに気付くということがありますよね。
精神的な距離を取るということは相手を尊敬することだと思うのですね。相手の力を認めること。相手がとても大切な人で、その人への尊敬の気持ちが薄いと、過度な干渉につながりやすいと思うのですね。「この人は私がついていないとダメだ」と。
「この人は立派な人だ」と。そう思っている人に過度な干渉をすることはありませんよね。相手の力を認めていれば、相手の判断を尊重する。相手のことは相手に委ねる。精神的にも距離ができますよね。
これは以前美輪明宏さんが婦人公論でおっしゃっていたことなのですが、「人間関係で上手なつきあい方は、『腹八分目』ではなく、『腹六分目』。相手に踏み込みすぎると、イヤな面も見えてきますし、他人からずかずか入り込まれると、鬱陶しいと感じることもあるはず。どんなに親しくても、愛していても、相手の負担にならないように心がける。それが、いい関係を長く続ける秘訣です」
人生に迷っている人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はフリードリヒ・ニーチェの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ニーチェの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ニーチェの名言を12句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「幸せ」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「幸せ」に関する世界の偉人たちの名言を41句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「幸せな人生を送りたいなら、それをなんらかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「成功とは求めたものを得ること。幸せとは得たものを求めること」
デール・カーネギー(アメリカの作家)
「幸福への道は一つしかない。それは自分の力ではどうにもならないことについて悩むのをやめることである」
エピクテトス(古代ギリシャの哲学者)
お読みいただき、ありがとうございました!