人生に悩んでいる人へ。マザー・テレサの名言「人を採点してはいけない…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はマザー・テレサの名言をご紹介します。マザー・テレサ(1910~1997年)はカトリック教会の修道女で、1979年にはノーベル平和賞を受賞しています。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいマザー・テレサの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。マザー・テレサの名言「人を採点してはいけない…」英語&和訳(偉人の言葉)
「人を採点していたら人を愛する時間がなくなってしまう」
マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)
人を見るとき、その人の全ての行動を見る。決めつけない。
母とよくけんかをするのですね。この間一緒に買い物に行ったとき、ついでに通帳の記帳をしてきてほしいと頼まれたのですね。私は面倒くさかったので「また今度でいいでしょう」と。その日に記帳しなければならない理由はなかったのですよね。母は「いや、今日してほしい」と。「いや、今日はしないよ」。それで怒ってしまったのですよね、母が。なんてわがままなのだと。もう71歳になるというのに。全て自分の思い通りにならないと気が済まないのか。
人を見るとき、その人の全ての行動を見る
私はサッカーが好きなのですが、応援していたチームが全然勝てないときがあったのですね。その時クラブに対してメッセージを送ったのですが、それが選手を励ますようなメッセージではなかったのですよね、読んだら傷つくようなメッセージだった。勝てない腹いせで意地悪なメッセージを送ってしまったのですよね。
言ってはいけないことを言ってしまったこと、してはいけないことをしてしまったこと。誰でもあると思うのですね。
たった一度の過ちで自分の全てを否定されたら悲しいですよね。
大リーグで首位打者を2度獲得した、あのイチロー選手でさえ打率4割は一度も達成できなかったのですよね。10回打席に立てば6回以上は凡退していたと。
母もいつもいつもわがままばかり言っているかと言えば決してそんなことはないのですよね。むしろ人を頼るのが苦手なタイプの人なので。
人を見るとき、相手の行動の一部を見て、その人の全てを判断してはいけない。それは決めつけになってしまう。全ての行動を見る。全ての打席を見るまではその打者の本当の実力は分からない。
人生に悩んでいる人へ。「失敗」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はマザー・テレサの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『マザー・テレサの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、マザー・テレサの名言を18句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「失敗」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「失敗から学ぶなら失敗は成功である」
マルコム・フォーブス(アメリカの実業家、政治家)
「成功したものも失敗したものも、自分の監督した映画にはすべて誇りを持っている」
スティーヴン・スピルバーグ(アメリカの映画製作者)
「自分の過ち、間違いを許して、前に進みなさい」
レス・ブラウン(アメリカの政治家、モチベーショナル・スピーカー)
お読みいただき、ありがとうございました!