【やべえ!一目惚れ】#7 トヨタ セリカ 好きすぎてストーカー おじいちゃん歓喜 想い受け継ぐ
運命の出会いは旧車イベント
東京・練馬を拠点に自転車を中心とした「乗り物屋」を営む小野健太郎さんの愛車は、トヨタ・セリカST(2代目)。
「ダルマ」の愛称で知られる初代や、3代目4代目と比べて不人気とされるこのモデルですが、小野さんにとってはまさに一目惚れの相手となりました。
彼はこのクルマを横浜で開催された旧車イベントの場でたまたま見つけたといいます。
整備記録簿に記載された40年前の初代オーナーの名前と住所を見つけると、その方の住む山梨県甲府市まで会いに行ってしまったとのこと。
一般的にはあまり好ましくないことだとは本人も認めつつ、お会いしたそのご夫婦はとても懐かしそうに喜んでくれたそうです。
箱入り娘を引き継ぐ 撮影でも活躍
このセリカは驚くべきコンディションを保っており、製造から40年以上が経過しても新車のような塗装の美しさに、取材チーム一同驚嘆しました。
先述した初代オーナーによれば、彼が所有した約30年の間雨天走行は一度もなく、常にガレージ保管だったといいます。
まさに「箱入り娘」のように可愛がられてきたことが伺えます。
この状態の良さゆえにミュージックビデオや雑誌の撮影にも度々使われており、小野さんの日常使用やドライブ用途だけでなくさまざまなシーンで活躍しています。
趣味はドライブ 人脈広がる
普段はこのクルマで夜の首都高ドライブなどを楽しむ小野さん。
故障中のカセットデッキの代わりに、大きなラジカセを積んで音楽を聴きながらはしっているとのこと。
彼にとってこのセリカは単なる足代わりではなく、アクティブなライフスタイルの一部となっています。
また車を通じて新たな人との繋がりが生まれ、交友関係が拡大したことで多くの友人や仲間と素敵な瞬間を共有できているのも、このセリカのおかげだと語ってくれました。