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忖度なし!スイーツ芸人がコンビニ「プリン」を食べ比べしてみた

スイーツなかのスイーツ芸人

よろスィーツ!スイーツなかのです。

コンビニスイーツの食べ比べ企画。今回は「プリン」。

上から右回りに「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」
上から右回りに「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」

「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」のカスタードプリンを食べ比べ。

忖度なしでそれぞれの特徴をまとめてみた。

セブンイレブン

「窯焼きカスタードプリン」¥216
「窯焼きカスタードプリン」¥216

セブンイレブンは、これぞカスタードプリンといった正統派の味。他と比べても、卵の風味が強く、甘さも一番しっかりと感じられる。

食感はぷるんと舌触り良く、ボリューミーで食べ応えがあるのも嬉しいところ。目一杯にプリンを食べたいときは、間違いなくコレ。

セブンイレブンのスイーツは全体的に言えることだけれど、クラシカルでオーソドックスな美味しさを追求している印象がある。

シンプルだからこそごまかしが利かない、どの世代が食べても美味しく、何度食べても飽きがこない味。

こちらのプリンも、どこかほっとするような懐かしい味わいもありつつ、洗練された確かな美味しさがひろがっている。

王道のカスタードプリンを食べたい人におすすめ。

ファミリーマート

「窯出しとろけるプリン」¥190
「窯出しとろけるプリン」¥190

ファミリーマートのプリンは、とにかく舌触りがなめらかで、とろっとした食感に心を掴まれる。かためよりなめらか系のプリンが好きな人には、たまらない美味しさだろう。

こちらのプリンは、元々サークルK・サンクスの名物商品で、ファミリーマートと統合された後も引き続き店頭に並んでいる。ぼくも、サークルK・サンクス時代から、このプリンのファンだったので、今でも食べることができるのは心から嬉しい。

口どけも抜群に良く、クリーミーでコクのある味わいは、まるでパティスリーのプリンを食べているような美味しさ。

王道のカスタードプリンを食べたい人からすると、卵の風味に少し物足りなさは感じるかもしれないが、それでも一度このプリンの美味しさは体験してもらいたい。

長く愛される理由がきっと分かるはず。

ローソン

「濃厚なめらかカスタードプリン」¥221
「濃厚なめらかカスタードプリン」¥221

ローソンのプリンは、他のプリンと比べると一番小ぶりであるけれども、一番インパクトがある。ひと口食べて、なんて力強いのかと驚いた。

まったりとなめらかな食感で、コクのある濃密な味わいが口にひろがっていく。スプーンを入れたときにも、むっちりとした弾力が手に伝わってくるほど。

カラメルソースも他と比べると一番ビターで濃厚。プリンと絡み合うと、相乗効果のように旨みがひろがり、どんどんと食べたくなる夢中になる美味しさだ。

セブンイレブン、ファミリーマートがソフト系なら、ローソンはハード系。それほどパンチのあるプリンで、これだけ濃厚ならこのサイズが最適解だと食べるとよく分かる。

好みは分かれるかもしれないが、濃厚なプリンが好きな人には心からおすすめ。

撮影=スイーツなかの

スイーツ芸人

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、芸人の道へ進み、子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強。特注のパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二のスイーツ芸人として活動を始める。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」など多数テレビ番組に出演。「CREA」「ViVi」で連載を持つなど、ライターとしての顔も持つ。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売、コンクールの司会や審査員を務めるなど、多岐にわたり活躍している。

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