【京都市中京区】たい焼きにも「天然」と「養殖」があるって本当?天然たい焼きを食べてみました
京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。
突然ですが皆さんは鯛の天然と養殖の見分け方はご存じでしょうか。ひと目で違いが分かるポイントは「色」です。養殖の鯛は浅い海のいけすで泳いでいるため日焼けして黒ずんだ色になっていることが多く、天然の鯛は深い海を泳いでいるため、きれいなピンク色をしています。
今回は「たい焼き」にも天然と養殖があるという噂を聞き、天然のたい焼きが食べられるというお店へでかけてみました。
地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩4分。三条寺町にある『鳴門鯛焼本舗』
暖簾の上には大きく「天然鯛焼」の文字が掲げられています。
こちらのたい焼きは「十勝産あずき」「鳴門金時いも」「プレミアムカスタード」の3種類。
お店の方の天然と養殖の違いについて伺ってみると、たい焼きが誕生した明治時代からの伝統的製法、「一丁焼き」で1匹1匹焼き上げたたい焼きの事を天然たい焼きと呼んでいるそうです。鉄板でたくさんのたい焼きを一遍に焼き上げるのとは違い、確かに効率はあまり良くなさそうです。しかしながら「天然たい焼き」に対して、鉄板でたくさん焼いたたい焼きの事を「養殖たい焼き」とは呼ばないようです。
こちらが「天然たい焼き」。熱々の焼き立てを提供していただけます。
「十勝産あずき」260円(税込)
あんこがぎっしりと詰まっています。普通のたい焼きと比べて皮がめちゃくちゃ薄く、パリパリとした食感。熱々のあんこはほどよい甘さと塩気も感じられてとても美味しくいただけます。あんこと皮の比率は8:2くらいで中身はぎっしりです。
「プレミアムカスタード」280円(税込)
こちらも皮が薄くて中身のカスタードがぎっしり。カスタードはとても濃厚で量も多く、たい焼きを食べているというよりもカスタードを食べているような感覚になるほど贅沢なたい焼きです。
昔ながらの製法で作られている天然たい焼きは、一味違う味わいでした。個人的には鉄板で焼き上げたたい焼きも大好きなので、甲乙つけられなかったですね。気になる方はチェックしてください。
鳴門鯛焼本舗 三条寺町店
〒604-8036
京都市中京区石橋町6 寺町東入6
電話番号:075-221-3399
営業時間:11:00~23:00
【関連記事】
【京都市下京区】路地裏で可愛い出会い。まぁるいたい焼きと美味しいコーヒーのお店