2022年4月、寺町通に海苔の大森屋さんが、おむすび専門店をオープンしました。おむすびでは決して主役ではない海苔。そんな海苔を主役としたおむすび屋さんという事で、とても気になっていたのですが、ようやく訪問できました。

寺町通と六角通の交差点から約20歩下る『のり結び 京都寺町店』。海苔の大森屋さんが営むおむすび専門店。テイクアウトだけではなく、店内にはイートインスペースも設けられています。

こちらがメニュー。専門店だけあって、おむすびの種類も豊富です。セットやお弁当も販売されています。

おむすびに巻く海苔は、3種類から選べます。さすがは大森屋さん、海苔にこだわりを感じます。

おむすびは大きく分けて2種類の価格帯。定番具材の「のり結び」イートイン154円、テイクアウト151円と、豪華な具材の「ごちそう結び」イートイン330円、テイクアウト324円。

今回はこちらの「海苔くらべセット」をテイクアウトしました。海苔くらべセットは、おむすび3種と海苔3種、具だくさん味噌汁のセット。おむすびは好きな種類を選べますが、おむすびの値段によって、海苔くらべセットの値段も変わります。
今回購入したおむすびは、左から「紅鮭いくら」「焼きさば」「男梅むすび」。

有明海産焼き海苔「月」
やわらかく、うまみが強い海苔。具材の個性に負けないため、おかかや焼きさばなどの具材との相性が抜群。

瀬戸内海産焼き海苔「風」
色つや、香りがよく、しっかりとした質感がある海苔。マヨネーズや昆布などの濃い味の具材と相性がよく、濃い味も優しく包みます。

有明海産味付け海苔「汐」
北海道産真昆布のだし、宮崎県産醤油の合わせ技。海苔自体にしっかりとした味がついているため、塩むすびや梅干しなどのあっさりとした具材にピッタリ。

今までは海苔にまでこだわったことがなかったのですが、海苔との組み合わせで、同じおむすびでも味わいが大きく変わることが分かりました。お店でいろいろと悩みながら、自分のお気に入りの組み合わせを見つけるのも楽しいですよ。

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