「350試合未満で100本塁打」はソトがNPB11人目。MLBには何人いる!?
9月19日、ネフタリ・ソト(横浜DeNAベイスターズ)が100本目のホームランを打った。321試合で100本塁打は、タイロン・ウッズと山川穂高(埼玉西武ライオンズ)の2人と並び、歴代6番目の「スピード」だ。最速のラルフ・ブライアント(246試合)を筆頭に、350試合未満で100本塁打は、11人を数える。
では、メジャーリーグにおいて、350試合未満で100本塁打に到達した選手は何人いるのだろうか。日本プロ野球とメジャーリーグでは条件が違うので、あくまでもお遊びに過ぎないが、調べてみたところ、意外と言うべきか、325試合のライアン・ハワードしかいなかった。
日本プロ野球には350試合未満の到達者が11人いるのに対し、メジャーリーグでは400試合未満の到達者が同じく11人だ。こちらは、9月8日にマット・オルソン(オークランド・アスレティックス)が、399試合で100本塁打に到達した。
ちなみに、日本プロ野球でこのランキングの11位に位置する――ソトに抜かれるまでは10位だった――チャーリー・マニエル(348試合)は、2007年にハワードがメジャーリーグの最速記録を打ち立てた時、ハワードが在籍するフィラデルフィア・フィリーズの監督を務めていた。
ハワードは2004年から2016年までフィリーズ一筋にプレーし、マニエルは2005年から2013年の途中までフィリーズを指揮した。ハワードは通算382本塁打のうち、最初の2本と最後の71本を除く309本を、マニエル監督の在任時に打った。また、フィリーズは2007~11年に地区5連覇。2008年はワールドチャンピオンとなり、翌年もリーグを制した。ハワードは、この5度のポストシーズンで、通算8本のホームランを記録している。