【松屋銀座バレンタイン2023】日本人ショコラティエや国産素材の魅力に注目。イートイン実演販売も拡充
こんにちは。スイーツコンシェルジュの南森エレナです。バレンタインに購入するチョコレートは決まりましたか?まだ迷っている方に朗報!松屋銀座で、2月1日(水)~14日(火)まで「GINZA バレンタインワールド」を開催します。
イベント会場では81ブランドが集結。今年は3年ぶりに行動制限が無いためイートインや実演販売も充実しています。今回は、松屋銀座で開催される「GINZA バレンタインワールド」の見どころポイントをご紹介します。
日本人ショコラティエや国産素材など81ブランドが勢ぞろい!
松屋銀座「GINZA バレンタインワールド」は、81ブランド、EC「松屋オンラインストア」では約80ブランド約290点と、個性あふれるチョコレートがずらりと揃います。
今年の見どころポイントは、「日本人パティシエや国産素材」、「BAR、珈琲、日本茶チョコレートなどイートインで多彩なマリアージュを会場で体験」、「レイズトレードなど生産地やチョコレートの原点に寄り添うサスティナビリティの追求」、などコロナを経て再注目が高まるチョコレートも登場します。
3年ぶりに行動制限が無いバレンタインイベントでは、イートインや実演販売を拡充し、会場ならではの楽しさを体験することができますよ。
気鋭の日本人パティシエ×国産食材のチョコレート
今年の注目ポイントのひとつは、気鋭の日本人パティシエ×国産食材を使用したチョコレートが登場。
「ゲン ササキ ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」の「mariage au chocolat」は、鎌倉の若宮大路沿いのパティスリー「ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」のシェフパティシエ、佐々木元シェフが提案するボンボンショコラ。
「2種類の素材のマリアージュ」をテーマにしたボンボンショコラは、「ピスタチオとキャラメル」、「柚子とはちみつ」、「オレンジと紅茶」、「フランボワーズとローズ」、「ピーナッツとコーヒー」の5種類。それぞれに日本各地の和素材を使用しています。
こだわり素材は、「フランボワーズとローズ」に使用されている島根県「食用バラ(さ姫)」、「柚子とはちみつ」の徳島県「木頭柚子」など。「ピスタチオとキャラメル」は、シチリア産のピスタチオとキャラメルには沖縄のきび糖を使用しています。
「ユニ マサハル コウズマ」の「春姫のボンボンショコラ」は、虎ノ門の1日8席限定の高級レストラン「unis(ユニ)」のシェフパティシエ、上妻正治シェフが提案するボンボンショコラ。
ボンボンショコラに使用している鹿児島県産の完熟金柑「春姫」は、金柑の中でも酸味やえぐみがまろやか。「金柑プラリネ」「金冠ヴァニラ」「金柑ナチュラル」3種の味を楽しめます。
キメが細かくなめらかな表皮をガナッシュに、果肉をマーマレードに、中央の果汁を使用するなど、余すことなく金柑の魅力を最大に味わうことができます。
「ミルズ バイ ミホ サトウ」の「Berry Berry truffe」は、アルノー・ラエール ジャポン、Seiste(セイスト)のスーシェフなどを経て、自身初のチョコレートブランド「mills(ミルズ)」を立ち上げた佐藤美歩シェフが手掛けるショコラトリュフ。
ハート型のかわいらしいトリュフには、佐藤シェフ出身北海道の蝦夷ベリーと、甘酸っぱいフランボワーズを使用。さらに、練馬加藤農園の「あまどりいちご」とトンカ豆の香りをまとわせ、口に入れた瞬間にパリッとそしてトロッと、苺とトンカの香りのマリアージュが楽しめます。
「浪漫須貯古齢糖」の「ボンボンショコラアソート」は、青森県弘前市のクラフトチョコレートの専門店「浪漫須貯古齢糖(ロマンスチョコレート)」、銀座では「BAR専用チョコレート」を手がける須藤銀雅シェフが提案するボンボンショコラ。
宝石のように美しいボンボンショコラには、青森県のカシス、唐辛子、桜の蜂蜜やヒバ(ヒノキの一種)など個性的で魅力ある食材の味わいを存分に味わうことができます。
イートインや実演販売も充実!
今年は3年ぶりに行動制限が無いためイートインや実演販売も充実しています。注目は、銀座で人気のバー4店舗が入れ替わりで出店する「チョコ×お酒のマリアージュBAR」。
平山梨紗子氏がオーナーバーテンダーを務める、カウンター5席のみのオーセンティックバー「Bar Noa Ginza」からは、珈琲豆を漬け込んだスコッチウィスキーベースのカクテル「トマーティン12年のコーヒーカクテル」と「ヘーゼルナッツトリュフ」をセットで楽しむことができます。
4店舗のお酒とともに嗜むチョコレートは、先述した「浪漫須貯古齢糖」の「ボンボンショコラアソート」を手掛けるショコラティエ・須藤銀雅氏がプロデュースしています。
「Bar Noa Ginza」の出店日は、 2月8日(水)~10日(金)と期間限定なのでお見逃しなく!
東京・蔵前にて、自家焙煎の珈琲と自家製のチョコレートの製造・販売を行う「蕪木」からは、濃厚で香り高い「ショコラショー」を席でゆっくりと楽しむことができます。
「ショコラショー・クラシック」は、ベネズエラとエクアドル2種類のカカオ豆をブレンド。店舗で提供するショコラショーとは異なり、今回のイベントのために開発された特別なドリンクなのだそう。
使用しているのは、2種類のカカオ豆とミルク、砂糖のみ。とろみがしっかりしていて、まるでポタージュのようななめらかな舌触りを堪能できますよ。
東京・神楽坂で大人気の日本茶デセールの専門店「ヴェール」が、松屋銀座に初登場。イートインでは、「日本茶のフォンダンショコラ」を目の前で仕上げて提供されます。
バヌアツ共和国産のカカオでBean to Barヴィーガンチョコレートを作る「アエランチョコレート」のココナッツショコラと、てん茶農家・辻喜代治氏が手がけるシングルオリジン抹茶・さみどりを使用したソルベの組み合わせは絶妙です。
青森県弘前市のクラフトチョコレート専門店「浪漫須貯古齢糖」の「本気で作ったチョコバナナ」がバレンタイン初登場。濃厚な完熟バナナに、水ガナッシュ・シュトロイゼル・カカオニブをまとわせた自信作を会場で召し上がれ!
イベント期間中、土・日のみの販売。(各日100本限り)。
レイズトレードなどサスティナビリティなチョコレート
Bean to Barから、生産地の作り手たちとともに歩むレイズトレードまで。サステナブルな取り組みを通して生み出されたチョコレートも登場。
注目は「食べた方が健康になれるおいしいチョコレート」をコンセプトに、医師とショコラティエが共同開発した「メディカレート」のボンボンショコラ。砂糖、小麦、乳製品、添加物フリーの低GIのスイーツで、糖質を気にする方にぜひ食べていただきたいチョコレートが揃います。
「ケトサポート」は、砂糖不使用とは思えないほどしっかりと甘さのエクアドル産のヴィーガンガナッシュに、100%ココナッツ由来のMCTオイルを配合した本格的なボンボンショコラです。
2018年にタイ・バンコクにオープンしたビーントゥーバーチョコレートメーカー「ガートココア」からは、ショコラティエ上妻正治シェフが監修する「バターチョコサンド3種セット」が販売。タイ産カカオの魅力を存分に味わうことができます。
味は、チョコレート、ピスタチオ、フランボワーズの3種類。なめらかでふわっとしたコクのあるバタークリームと濃厚なガナッシュをサクサクの生地とともに楽しんでみてください。
人気急上昇中のブランド
2022年11月に松屋銀座にオープンした「ナーディル・ギュル」が、今年のバレンタインイベントに初登場します。トルコの伝統菓子「バクラヴァ」は、現在注目のお菓子で購入できるのは日本では松屋銀座のみ。
定番のピスタチオバクラヴァにベルギー産ダークチョコレートを生地に練り込んだ「チョコレートピスタチオバクラヴァ」は、このイベント期間のみの販売です。まだ食べたことがない方は、ぜひトルコの老舗の味を体験してみてください。
他にも、魅力的なチョコレートが盛りだくさん。松屋銀座の「GINZA バレンタインワールド」は、2月1日(水)~14日(火)まで。気になるチョコレートを見つけてみてくださいね。
【松屋銀座「GINZA バレンタインワールド」概要】
会期:2023年2月1日(水)~14日(火)14日間
会場:8階イベントスクエア
ブランド数:81 初登場:17ブランド
イートイン・実演販売:11ブランド
EC松屋オンラインストア ~2月5日(日)18時まで
「GINZA バレンタインワールド」サイト(外部リンク)
EC「松屋オンラインストア」サイト(外部リンク)
取材協力:松屋銀座