加藤豪将が3度目のメジャーリーグ昇格。ただ、数日でマイナーリーグへ戻される!?
5月17日、ダブルヘッダーの1試合目と2試合目の間に、ニューヨーク・メッツは、リリーフ投手のジェイク・リードをAAAへ降格させ、AAAにいた加藤豪将をアクティブ・ロースターに加えた。
加藤のメジャーリーグ昇格は、開幕ロースター入りを含め、これが3度目となる。メッツでは初めてだ。
今月上旬まで在籍していたトロント・ブルージェイズでは、4月10日の降格、4月14日の再昇格、5月2日の降格を経て、5月4日に40人ロースターから外された(「元・広島東洋の投手が4年ぶりにメジャーリーグへ。それに伴い、加藤豪将が40人ロースターから外される」)。そして、ウェーバー公示中に獲得を申し出たメッツへ移籍し、傘下のAAAでプレーしていた。
また、ダブルヘッダーの1試合目が始まる前に、メッツは、外野手のスターリング・マーテイを「忌引きリスト」に入れ、リリーフ投手のスティーブン・ナゴーシックをAAAから昇格させている(ダブルヘッダーの日だけ、ロースターに1人追加できる「27人目の選手」として、こちらも投手のアドニス・メディーナも昇格)。マーテイの離脱は、祖母の逝去によるものだ。
数日後にマーテイが戻ってきた際、降格となるのは、ナゴーシックではなく、マーテイと同じ野手の加藤のような気がする。もしかすると、出場機会がないまま、あるいは、最初の昇格時と同じく、出場しても打席には立つことなく、AAAに戻ることになるかもしれない。
今後も、加藤は、昇格と降格を繰り返す可能性がある。