サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。

横須賀方面の日帰りサウナ旅の帰りに疲れてしまい、川崎で降りてカプセルホテルサウナに泊まることにしました。「カプセル＆サウナ 川崎ビッグ」さんです。

遅い夕食を摂ってからカプセルで就寝、起床してから朝ウナ（朝サウナ）までのレポートです。

「帰れない夜」と「眠れない夜」、レストランも 24 時間営業

川崎駅近辺のカプセルホテルサウナでもう一つ有名な店に「レックスイン川崎」もありましたが、改札口を出たところでしょうか、ド派手で独特にコテコテな看板が目に止まり「これは呼ばれているな・・」と、素直に引き寄せの法則？に従い「ビッグ」へ向かったのでした。

夜も 10 時を回っていたので館内で食事ができるか心配でしたが、レストランは何と朝の４時まで営業しているとの事（ラストオーダーは３時半）。

２階がレストラン、地下２階が大浴場とサウナ、上の階はカプセルルームですね。

こんな時間までやっているお食事処がありがたい。巨大ターミナル駅＆夜の街（というイメージがあります）だからか平日深夜でも需要はあるようで、結構宿泊のお客さんが入ってますね。

漫画は休憩室やカプセルルームのロビーにも置いてあって、何というか各階にバラバラに分散してる感じです（笑。

遅れて来た男は駆け付け一杯の生ビールともろきゅうで人心地を取り戻します。。こんな時のサ飯は「生姜焼き定食」などが気分。ご飯の盛りがすごい。このレストランは朝のモーニング（変な日本語）も提供しており、500 円台からのメニューが並んでいました。

ほろ酔いでお腹も満たされたので、カプセルルームで寝る事とします・・サウナとお風呂は夕方に入ったばかりなので明朝に。この辺は「男は無闇にガツガツしない」みたいな超然とした心情からではなく、単純に日に２回も３回もサウナと風呂に入る体力が無いので（笑。。

ちなみにカプセルホテルでは耳栓が必須です。特に男性専用施設では十中八九、いびきがひどいおじさんがいらっしゃいます・・。予定外の宿泊でしたので耳栓など持ってきておらず無防備で床に就いたのですが、案の定、隣の隣だか斜め下だかのおじさん（決めつけ）のイビキが強烈で３時間程度しか眠れませんでした（笑。。

はっきり申して、カプセルホテルの壁（というか仕切り）に「防音効果」は無いに等しいものと考えておいた方がいいでしょう。自衛するしかない（笑。

もう一つちなみに。カプセルは下段がおすすめ。「何でも上の方が気分がいい」という根拠の無い先入観からいつも上段のカプセルを選んでいたのですが、ハシゴの上り下りの億劫さと、下の人に対して自分の生活音（？）を気にしなくてもいいので、下の段のカプセルが「上部屋」のようです。

ここ川崎ビッグでも上の段が一泊 3500 円に対し、下段は 3700 円と少し割高でした（この日は空きが無く上段に泊まりましたが）。

「朝ウナ」は２つのサウナ、２つの水風呂で

・・さて明朝。もう少し寝ていたいところですが、チェックアウトが 10 時なので朝ウナ朝風呂にかかる時間を逆算して７時半には起床、８時前にはサウナへ。

かなり床面積のある大浴場。地下とはいえ開放的な雰囲気です。カランの椅子が謎にいわゆる「スケベ椅子」という代物で、何というか「川崎感」みたいのものを演出しています。。

「７つのお風呂」（内２つは水風呂）を順番に入ってみます。久しぶりの朝風呂最高。５つのお風呂の中ではガラスの部屋で区切られた「ラドン風呂」が良かったですね。たまに銭湯で見かけます。汗がよく出るお風呂で、最後の〆にもう一回入りました。

しかしこの大浴場は朝から結構賑やかです。それぞれの浴槽の前に設置してあるテレビから流れる朝の情報バラエティー番組のせいかもですが、元気に一日を送らせようと朝から無駄にテンションが高い（笑。。

サウナも２種類あります。コンパクトな高温サウナと広々とした低温サウナ。サウナストーン対流式で両室ともテレビ有り。先に高温側で 10 分。高温も低温もさほど変わらないセッティングに思え、２セット目３セット目は低温側で。

そして水風呂も２種類。片方は一般的なサウナ向けの水温の低温水風呂。もう一方の常温水風呂、これが嬉しい。30 度近くあったでしょうか、冷まし湯的な「ぬるま湯まではいかないギリギリの水」みたいな水温。低温側の水風呂で心ゆくまで冷やされた後にこちらへ移れば、頭から身体から神経から何から何までが超・脱力の弛緩状態になります。。

イレギュラーなサウナ泊でしたが来てよかったです。サウナのみ３時間 1100 円のタイムサービス（これは安い）もあるので、次は昼間から来たいと思います。