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【ホークス紅白戦・結果】スタン、五十嵐、森でノーヒッター!

田尻耕太郎スポーツライター

柳田が三塁打&満塁機でタイムリー

ホークスの日本シリーズ前練習2日目。この日も午前11時にスタートし午後5時前まで約6時間、たっぷりと練習を行った。紅白戦はこの日も7イニング制で実施された。

紅 1000010 2

白 0000000 0(※特別ルール)

<バッテリー>

【紅】スタンリッジ、五十嵐、森――高谷、拓也

【白】攝津、巽、バリオス――細川、鶴岡

<本塁打>

なし

<両軍スタメン>

【紅】4川島 3明石 8柳田 D内川 D李大浩 5松田 7中村晃 6今宮 2高谷 9福田

【白】8上林 4本多 D長谷川 3吉村 7江川 6高田 2細川 2鶴岡 5金子圭 9牧原

ノーヒットノーラン!
ノーヒットノーラン!

【戦評】

先攻の紅組は初回、2アウト走者なしから中軸がつながり得点を挙げた。3番柳田がセンターオーバーのフェンス直撃三塁打を放つと、続く4番内川がレフト前へ運んで1点。その後得点にはつながらなかったが、5番李大浩も左翼線二塁打で続いた。6回の得点は1アウト満塁から、柳田の2本目の安打がタイムリー内野安打となった。

またもスタンリッジ快投! 「球に力がある」

紅組3投手が無安打無得点リレーだ。先発スタンリッジが4回、五十嵐亮太が1回、森唯斗が2回を抑えた。

スタンリッジは今季10勝をマークし、来日して初めて2年連続2桁勝利を達成。CSファイナルで登板機会がなかったが、その前に行われた紅白戦でも3回無安打無失点と快投を見せており、紅白戦とはいえ計7回を投げてまだ1本のヒットも許していない。

バッテリーを組んだ高谷裕亮は「ずっと状態がいいですよ。球に力がある」と試合後に話した。

さらに「勝利の方程式」を担う五十嵐亮太と森唯斗も、ホークス紅白戦特有の走者ありのシチュエーション(アウトになった走者が生き残るパターンなど)でも落ち着いたピッチングで打者を封じ込めた。

攝津も好内容のピッチング

白組先発の攝津正は初回こそ3連打を浴びて失点したが、2回からの3イニングはパーフェクト投球。こちらもCSファイナルでは登板機会がなかったが、その前に行われた紅白戦で工藤公康監督が「球に力があった」と高評価していた。スタンリッジとともに日本シリーズでの先発機会を狙っている。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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