【日野市】「日野を大切に」小学生が呼びかける、日野市をもっと良くしたいという思い。
日野市は「ごみ改革」をはじめ、環境問題に対し積極的に取り込んでいる自治体です。
そんな日野市も、かつては三多摩地区において「不燃ごみとリサイクル率がワースト1」という不名誉な時期もありました。
しかし、ごみ袋の有料化、生ごみ処理の段ボールコンポスト、リサイクルやリユーススポットの設置、環境に配慮した施設(南平体育館やカワセミハウスなど)の建設など、一人一人の意識や仕組みが変わり、今ではごみや環境問題に対して意識高い系の市民であると思っています。(個人的な見解です)
未来のために街をきれいにしよう、きれいな街を将来へつなごう、そんな意識が小学生にも浸透していることが伝わる、あるスポットがあるのでご紹介したいと思います。
JR中央線日野駅、旧みずほ銀行があった建物の日野駅側のビルの一角に「日野市をもっと良くしたい」という小学生の思い、願いの込められたメッセージが描かれているのです。
大きな文字で力強く書かれた「日野市を大切に」という言葉。
これらは、R4年度(2022年度)の5・6年生の作品です。
落書きをなくし、良い市につなげたいと、シャッターの落書き防止のための思いと願いを込めたメッセージアートなのです。
タバコのポイ捨て禁止や、新選組の「誠」の文字など、小学生たちが一生懸命にかいたであろう思いに胸が熱くなります。
ちょっとしたいたずら心のつもりで書いたかもしれない落書きですが、さまざまな法律に触れて罪となる可能性もあります。
自分たちが住むまちを、一人一人の責任と工夫でより良い市にしていきたいですね!