【京都市東山区】開店前から大行列。白川のせせらぎを眺めながら極上の蕎麦を味わう
京都の夏の風物詩といえば川床、川のせせらぎを見ているとなんだか涼し気な気分になります。川床は京都に住んでいてもなんだか敷居が高く、訪れる機会は多くありません。今回は、白川のせせらぎを眺めながら極上の蕎麦が味わえる『三味洪庵』を紹介します。
お店は築百年以上の京町家。この日は開店前に訪れましたが、すでに行列が出来上がっていました。
暑い中並んでいる方一人ひとりに、お店の方が冷たいすだちジュースを振る舞っていました。熱中症が心配な季節ですので、嬉しいお心遣いですね。
文久元年(1861)に「大津屋」という屋号で創業されたそうです。
チャージ料330円でテラス席が利用できます。席数が少なく予約優先でしたが、この日は運良くテラス席を利用できました。白川のせせらぎに心が癒やされます。
5月下旬ごろにはホタルも見られるそうですよ。
すだちおろし蕎麦を注文。涼し気なガラスの器にすだちがたくさん並んでいます。
蕎麦は、石臼挽きの自家製蕎麦を使用されています。程よい歯ごたえとスッキリとした喉越しです。お出汁はさっぱりとした薄味で、すだちの爽やかさな酸味と蕎麦の喉越しが、より一層涼しさを感じさせます。
風情ある町家で、白川沿いの情緒あふれる景色をゆっくり眺めながら、美味しいお蕎麦をいただける。非常に贅沢な時間を過ごせました。平安神宮や京セラ美術館からもほど近いので、お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。また、行列ができますので予約されることをおすすめします。
※お蕎麦の写真はご提供いただきました。
三味洪庵 京都本店
〒605-0021
京都府京都市東山区石泉院町393
電話番号:075-771-0952
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日休み)
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