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ワインマニアが文句なしにおすすめしたい。いま飲むべき白ワイン3選

KOZE(こぜ)ワインマニアワイン初心者向け情報ライター

※お酒は20歳になってから

ワインマニアがおすすめしたいワイン3選

ワインに興味はあるけれど、どう楽しんだらいいかわからない…そんなワイン初心者の方から、中級者の方まで。本日はワインマニアである筆者が、手放しでおすすめしたいワインを3種ご紹介します。いずれも楽しむためのポイントを伝授。これらの銘柄を飲めば、ワインに少し詳しくなれます。

なお、本記事では「レアすぎず、ネットで買える」銘柄を選定しました。実店舗に置いてある可能性が低い銘柄もありますが、ネット等を通じてなるべく全国の方にご参考いただければと思います。

①ロバートソンゲヴュルツトラミネール

まず、おすすめしたいのがこちらの銘柄。ロバートソン ゲヴュルツトラミネール(ゲヴェルツトラミネールとも表記)です。ロバートソンはワイナリー名。そして注目したいのはその後のゲヴュルツトラミネールという単語。ここを抑えるとワインが一気にわかります。

ワイン初心者はまず「原料のブドウ品種」をおさえる

ワイン初心者・ビギナーの方にまずおすすめしたいのがワインの原料となる「ブドウの品種」でワインを覚えることです。

ワインの香りと味わいは、原料となるブドウ品種、そして作られる国であらかたが決まります。特に違いがわかりやすいのがブドウ品種による差。ブドウ品種の特徴をおさえることで、ワインの解像度が一気に上がり、レストランやバルなどでもワイン選びが容易になります。まずはブドウ品種を意識してみましょう。

まるで香りは「ライチ」?の白ワイン

出典:Canva
出典:Canva

このワインロバートソン ゲヴュルツトラミネールに使われるブドウ品種は「ゲヴュルツトラミネール」です。

ゲヴュルツトラミネールは、ライチやバラのような香りを放つ品種の一つ。香りそのものも強く、ワイン飲み始めの初期に試すと、大変に印象に残る品種です。

白ワイン用の品種ながら、皮は紫がかっているのが特徴(画像:Canva)
白ワイン用の品種ながら、皮は紫がかっているのが特徴(画像:Canva)

辛口のもの、甘口のものともにつくられますが、酸味がおとなしい品種であることもポイント。香り華やかで、酸っぱくないのがゲヴュルツトラミネールの特徴です。

このロバートソンゲヴュルツトラミネールは、ワイン初心者にもピッタリな、すっきりとした甘口に仕立ててあります。大変に飲みやすい銘柄としておすすめします。

かつ、価格帯も1,600円(本体)というのもうれしいところです。

ゲヴュルツトラミネールはライチの香り。このワードだけでも覚えておくと、ワイン選びが楽しくなることでしょう。

②キャサリンマーシャル リースリング

続いておすすめしたいのがこちらの銘柄。キャサリンマーシャル リースリングと言う銘柄です。キャサリンマーシャルはワインを造る醸造家自らの名前(ワイナリー名)。ということは、その後のリースリングという単語は…??ここを抑えるとワインが一気にわかります。

まるで香りは「青リンゴ」?の白ワイン

出典:Canva
出典:Canva

このワインに使われるブドウ品種のの名前。それが「リースリング」です。

リースリングは、世界各国で使用されるブドウ品種です。ワインがつくられる産地にもよって味わいも若干変わってきますが、共通して言えるのは「リンゴ」のような香りが感じられること。

出典:Canva
出典:Canva

特にブドウが育つ気候が涼しいと、青リンゴに近い香りが感じられます。

このワイン、キャサリンマーシャル リースリングは冷涼な気候で育ったリースリング種を使った白ワイン。そのため、青リンゴのような香りが感じられさわやか。

ワインそのものはリースリング種も辛口、甘口などに仕立てられますが、このワインは辛口と甘口の中間くらい。ワインビギナーにもぴったりのワインと言えるでしょう。

ブドウ品種のリースリングはリンゴ系の香り。このワードを覚えておくと、ワイン選びが楽しくなることでしょう。

③ブレッド&バター シャルドネ

さて、最後はブレッド&バターというワインです。こちらはブレッド&バターがワインのブランド(ワイナリー)名。そしてシャルドネがブドウ品種なのですが、最後の一本は「品種」ではなく、別の切り口でおすすめをします。

最後に覚えたい「木樽熟成」の白ワイン

それは、品種ではなく「作り方」の話になります。ワインは基本的に木の樽で寝かす物と思われがちですが、白ワインは大きく二つに分かれます。

まずはステンレスのタンクで熟成させるタイプ。これはブドウ自体が持つ、果実みを前面に出した白ワインになります。すっきりフルーティーなワインというと基本的にステンレスのタンクで寝かせたりしたものが多いと言えるでしょう。

この記事の1本目のロバートソンゲヴュルツトラミネールと、2本目のキャサリンマーシャルリースリングはステンレスタンクによる熟成です。

これに対して、木の樽で熟成した白ワインは、その名の通り「木の香り」が豊かにつきます。今回のブレッド&バターと言う銘柄は、まさにこの木樽熟成のワインです。

白ワインで言うと、バター、焼き菓子、パンのような香ばしい香りがワインから立ちこめるようになります。味わいもコクのようなものを感じられるようになります。

数ある木樽熟成のワインはありますが、このブレッド&バターは、木樽熟成の白ワインの特徴が大変にわかりやすい、鉄板銘柄の一つと言えます。少々お値段が張るものの、非常に人気が高く、レビューサイト等でも軒並み高評価が見受けられる銘柄です。

木樽熟成由来の香りが鮮烈にあり、ブレッド&バターというワイン名の通り、焼いたパン(ブレッド)や、バターの香りを放ちます。さらには、比較的酸味も穏やかに造ってあることも薦めやすいポイント。是非おすすめしたい1本です。

■本日おすすめのワイン3選

いかがだったでしょうか。本日は美味しさはもちろん、飲みやすさと特徴のわかりやすさに注目した3本をご紹介しました。ぜひとも、ワインを飲み始めたばかりの方も参考にしてみてください。

①ロバートソン ゲヴェルツトラミネール(ゲヴェルツトラミネールとも表記) 定価1,600円(税抜)

 ネットでの安値は1,500円(税抜)前後

②キャサリンマーシャル リースリング 定価2,800円(税抜)

 ネットでの安値は2,300円(税抜)前後

③ブレッド&バター シャルドネ 定価3,800円(税抜)

 ネットでの安値は3,000円(税抜)前後

ワイン初心者向け情報ライター

日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート有資格。インスタ3.3万人、Twitter2万人、スレッズ1.4万人、Youtubeワインチャンネル1万人。ワインのSNSで総フォロワー6万人強は日本トップクラス。ワインの飲み手を増やしたい、というモチベーションとともに、ワインがわからない方向けの初心者向けナビゲート記事を執筆。3千円以下のワインの啓発。南アフリカ産、スペイン産のワインを愛する。

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