【秋田県仙北郡美郷町】海の幸躍る美郷のご褒美メシ!『Genpatey』のマグロ三昧丼とは?
2017年リニューアルオープン!魅惑の豪華丼を求め、美郷町の観光拠点へGO!
さて、どこから攻めるか。
まるで天下統一を目指す戦国武将のような面持ちで、私は美郷町のグルメマップを眺めていた。そう、2年ほど前から地元のグルメ記事をひたすら書き綴ってきた私だが、今月から新たに「仙北郡美郷町」も執筆の範囲に加わったのである。
そんな私の美郷グルメ統一への第一歩。今回は美郷町六郷にある多目的施設「名水市場 湧太郎」へと向かった。
明治30年築の酒蔵を改修し生まれたこの施設には、食事処や土産屋、多目的ホールなどが顔を揃える。館内には持ち帰り可能な「美郷の湧水」もスタンバイ。そんな地元民にも愛される美郷町の観光拠点で、私の空腹レーダーはこの店を捉えた。そう、ここ「名水の地」で愛されるマグロ料理の名店『Genpatey(げんぱてい)』だ。
前経営者の意志を引き継ぎ、2017年にリニューアルオープンした『Genpatey』。店内は和風モダンな雰囲気だが、随所に酒蔵だった当時の古き良き面影も残る。カウンターやテーブル席のほか個室も用意されているため、さまざまなシーンで利用できそうだ。
品書き
- デカ海老天丼:1,980円
- ヅケトロ丼:1,100円
- ヅケ丼:960円
- カルビ丼(鮪):860円
- タワー天丼:980円
- たぬ中&美郷まんまセット:1,080円
- 鮪の血合カルビ焼:700円
- マグロ刺:1,000円
- マグロステーキ:1,100円
- おこげちゃんぽん:1,100円
『Genpatey』の魅力のひとつが、そのメニューの豊富さだ。自慢のマグロ料理を中心に、インパクト抜群のタワー天丼や、地元の愛されグルメたぬ中&美郷まんまなども顔を揃える。そんな中、今回私がチョイスしたのはコレだ。
マグロが奏でる極上の三重奏!『Genpatey』で出会った魅惑の豪華丼とは?
おお、来た来た来た。思わず同じ言葉を三連打してしまったが、今回私が指名したのは、『Genpatey』で屈指の人気を誇るマグロ三昧丼だ。ホカホカの白飯の上で待機するのは、マグロの漬けにマグロのカルビ焼き、そしてマグロのメカトロの三品。他店ではなかなかお目にかかれない豪華丼だ。
さあ、まずはマグロの漬けからいこうか。……って、口に運んだ瞬間、そいつは私の口内でトロリと消えた。まさにマグロ・イリュージョン。だがここで感動して箸を止めている場合ではない。私にはこの勢いで次のターゲットを狙う義務があるのだ。
続いてマグロのカルビ焼きにロックオン。おお、コレは面白い。この香ばしさと食感は、まるで肉じゃないか。甘辛いタレもビシッと効いてるぞ。だがここで感動して箸を止めている場合ではない。私にはこの勢いで白飯をがっつく義務があるのだ。
ラストはマグロのメカトロ。おお、なるほど。こいつは天ぷらか。サクサクの衣を頬張れば、フワっとした食感とほど良い脂の甘味が顔を出す。漬け、カルビ焼き、そして天ぷらが奏でる極上の三重奏。だがここで感動して箸を止めている場合ではない。私には隣のアボカドディップサラダをこの三昧丼に投入して、味変を試みる義務があるのだ。
ここ「名水市場 湧太郎」でマグロ料理が自慢の店として愛された『源八亭(げんぱてい)』は、前経営者が他界したことによって、2016年に一度閉店した。だが前経営者と親交があった現在のオーナーさんがその店名を引き継ぎ、『Genpatey(げんぱてい)』として翌年復活。以前から人気だったマグロ料理も引き続き提供している。
『Genpatey』で出会った魅惑の豪華丼。それは、前経営者から現在のオーナーさんに襷を繋ぎ完成した、海の幸躍る美郷町のご褒美メシだ。
【店舗情報】
Genpatey/源八亭(げんぱてい)
住所:秋田県仙北郡美郷町六郷字馬町83 名水市場 湧太郎内
営業時間:11時30分~14時、17時~20時30分(ラストオーダー)
電話番号:0187-73-5478
定休日:水曜日、他臨時休業あり ※詳細は店舗Instagramを確認下さい
店舗Instagram(外部リンク)