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【秋田県仙北市】角館で中華料理といえばココ!30年以上愛され続ける町中華『東東』とは?

KANEYANライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

平成4年創業!角館で人気の中華料理の店で、ぶらり昼ご飯!

「東東」と書いて「トントン」と読む。

12月某日、私はぶらり角館の駅通りを歩いていた。冬空に向かってお腹を鳴らしながら、周りをキョロキョロ。そう、この日も私は寒さに負けず昼飯スポットを探していたのである。私のモットーは「良いメシは足で稼げ!」だ。

中華料理の店 東東
中華料理の店 東東

駅通りを歩くこと約10分。私は一軒の中華料理の店にたどり着いた。店名はヒガシヒガシ……ではなく、トントンが正解。ちょっぴり麻雀みたいなネーミングだが、外観から漂う渋い雰囲気が実に私好みだ。今日はこの店で、ぶらり昼ご飯といこう。

店内はカウンターやテーブル席のほか、奥には小上りも!
店内はカウンターやテーブル席のほか、奥には小上りも!

うんうん、この感じが落ち着くんだよね。新聞をお供にラーメンを啜るご常連に、カウンター横に積まれた大量の瓶コーラ。その光景は、まさに古き良き町中華の姿だ。……なんて呑気に構えていると、私の後を追って続々とお客さんが来店。なかなかの繁盛店じゃないか。なんてひとりで感心しながら、まずはメニューを要チェックだ。

品書き

メニュー
メニュー
  • ラーメン:700円
  • 広東麺(うま煮麺):1,000円
  • 炒飯(チャーハン):850円
  • 焼きギョウザ:550円
  • マーボー豆腐:1,000円
  • スブタ:1,250円
お得なセットメニューも!
お得なセットメニューも!

定番のラーメン炒飯などに加えて、一品料理も豊富に揃う『東東』。メニュー表記に中国語が使われているのも、店主のこだわりを感じる。ちなみに、醤爆茄子はナス味噌炒め、咕咾肉はスブタが正解。気になるメニューが多くて、中華の森で迷子になりそうだ。

今回は日替りランチに注目! ※平日のみ
今回は日替りランチに注目! ※平日のみ

……と、そこに平日限定の日替りランチの存在を発見。価格も900円とリーズナブルだ。私のモットーは「迷ったら日替りをいけ!」である。少し時間がかかったが、私の腹は決まった。今日はコイツでファイナルアンサーだ。

職人の味と進む白飯!毎日通いたくなる『東東』の日替りランチとは?

日替りランチ(豚肉やジャガイモのカレー炒め):900円
日替りランチ(豚肉やジャガイモのカレー炒め):900円

注目の日替りランチが到着。気になる今日の主役は豚肉やジャガイモのカレー炒めだ。角館をぶら散歩して巡り合った中華風スタミナ飯。さっそく迎えにいこう。

カレーの風味をまとったジャガイモがウマっ!
カレーの風味をまとったジャガイモがウマっ!

おお、ハオチー。これはウマいぞ。予想どおり、今日の主役はなかなかの白飯泥棒だ。絶妙なサイズにカットされたジャガイモは、甘くてホクホク。そこに豚肉の旨味や、玉ねぎのシャキッとした食感が華麗に重なる。辛味は抑えられているため、子供から高齢の方まで幅広く楽しめる味だ。

今日はオンザライスで駆け抜ける!
今日はオンザライスで駆け抜ける!

コレはもうオンザライスっしょ。心の中でそう断定した私は、目の前の茶碗を持ち上げ、おかずと米を同時にがっつく。40歳独身のミドルエイジ(私)にとって、幸せとは何か。それは子供が喜ぶ姿を想像しながらクリスマスプレゼントを買いに……ではなくて、目の前の肉とジャガイモと白飯を同時に口へ運ぶ瞬間だ。

安定の中華スープでホッとひと息!
安定の中華スープでホッとひと息!

そして個人的に好きなのが、町中華でよく見かけるこのスープ。ネギたっぷりのシンプルな中華スープだが、これが私の心と体をじんわりと温めてくれる。その隣にいるサラダはリンゴ付きで、その上の漬物はさっぱりレモン風味。おお、なかなか意表を付いてくるじゃないか。心の中でそんなことを思いながら目の前の茶碗を空っぽにして、今日もごちそうさま。

……明日のすぶたも気になる
……明日のすぶたも気になる

ちなみに明日は、すぶたか。しっかりと「明日の日替りランチ」をチェックする私。近所にあったら、毎日通いたい。そんな気持ち、わかるでしょう。

角館の駅通りで出会った町中華『東東』。そう、今日のランチはリーチ・一発・ツモ。「店主が親切」というドラもついて、見事「満貫」だ。

【店舗情報】
中華料理の店 東東
住所:秋田県仙北市角館町田町上丁5-15
営業時間:11時30分~14時、17時~21時30分
電話番号:0187-54-1952
定休日:月、火曜日

ライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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