【秋田県大仙市】昔ながらの中華そばがワンコイン!道の駅のあったか空間『ひだまり食堂』とは?
2024年8月オープン!道の駅なかせんのローカル食堂で、ぶらり昼ご飯!
生姜が効いた中華そばをお供に、ドデカい握り飯を頬張る。
昨年の夏、道の駅なかせんに新しい食堂がオープンした。レトロな外観と「中華そば」の赤い幟が目印の『ひだまり食堂』だ。2025年も続く中年ライターのグルメ放浪記。新年一発目の記事は、地元の道の駅で出会ったワンコインラーメンにズームインだ。
『ひだまり食堂』は、以前このメディアでも紹介したコッペパンの店『COCO CONY(ココ コニー)』の隣にある。さっそくその扉を開けると、親切な男性店主が迎えてくれた。清潔感と温かみのある店内は、老若男女問わずウエルカムな雰囲気。観光客も地元民も、お腹が空いたらいつでも気軽に。そんな想いが伝わるローカル食堂だ。
品書き
- 中華そば:500円
- 天ぷら中華:550円
- 天ぷらうどん・そば:650円
- カレー丼:600円
- カレーうどん・そば:650円
- ぼだっこのおにぎり:200円
おお、久しぶりにワンコインを見かけたな。思わず心の中でそう呟いたのは『ひだまり食堂』の人気メニュー・中華そばだ。令和の時代に彗星の如く現れた昭和価格。今日はコレで決まり……なんだけど、腹減る私はもう一品。中華そばのお供に、ぼだっこのおにぎりも招き入れよう。
安くてウマい!地元の道の駅で「昔ながらの味」と「ふるさとの味」に舌鼓!
噂の中華そばが、ぼだっこのおにぎりを引き連れて登場だ。透き通った醤油スープの上には、食欲をそそるチャーシュー、たっぷりのネギ、ドデカいメンマがスタンバイ。秋田ではお馴染みのお麩の姿も見える。そのビジュアルは、秋田の老若男女に愛されてきた古き良き中華そばだ。
ああ、やっぱりコレだよなぁ。食べ慣れた中細ちぢれ麺は瞬く間に私の舌に馴染み、生姜が効いたスープは冷えた私の体を優しく温めてくれる。寒い冬に、コレは染みるぜ。こっそりそんなことを思いながら麺を啜り、チャーシューを頬張り、隙を見てお麩をツルっと。ワンコインだからと甘く見てはいけない。しっかり食べごたえのある一杯だ。
続いて、お供の握り飯に目を向けよう。さっそくそいつを手に持ちガブリと頬張れば、顔を出すのは昨年全国区で話題になったあのぼだっこ。そう、この圧倒的な塩辛さが、米のウマさを存分に引き立てる。
ちなみに、おにぎりの米は地元のあきたこまちを使用しているとのこと。ビッグサイズに握られた「ふるさとの味」を頬張りつつ、その勢いでお隣の「昔ながらの味」を啜る。うん、今日の昼飯も大正解だ。
今回はワンコインの中華そばをチョイスした私だが、実は大曲のソウルフード・天ぷら中華も550円と激安。厨房からはカレーの良い香りも漂っていたため、カレー丼やカレーうどんも気になった。そして料理もさることながら、店主や店員さんが温かく迎えてくれるのも嬉しい。
地元のローカル食堂で、ぶらり昼ご飯。昨年の夏にオープンした『ひだまり食堂』は、安くてウマくて居心地もグッド。そんな三拍子揃った道の駅の「あったか空間」だ。
【店舗情報】
ひだまり食堂
住所:秋田県大仙市長野高畑95‐1 道の駅なかせん
営業時間:10時~15時 ※冬期間(3月頃まで)は10時30分~14時
電話番号:080-9073-0414
定休日:木曜日